2024/05/30
愛媛県松山市外壁塗装・屋根塗装W様邸A棟パナソニックホームズアパート
愛媛県松山市W様
この度は弊社にアパートの外壁塗装をお任せいただきありがとうございました。
今後とも末永いお付き合い宜しくお願い致します。
施工事例データ
施工箇所 | 外壁 |
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施工内容 | 外壁塗装 |
費用 | 180万-200万円 |
工期 | 3週間 |
使用商材 | 外壁塗装・ロイヤルシリコン【アステックペイント色1階スレートグレー、2階ブロークンホワイト】、サイディング張り替え【アルドラ】 屋根塗装・spパワーサーモsi【色レアーグレー】 付帯部塗装・キクスイロイヤルトップスター【N20艶有り】 シーリング・SRシールS70共色施工 |
BEFORE
AFTER
愛媛県松山市でパナソニックホームズアパートの外壁塗装と屋根塗装を行いましたので施工事例や外壁塗装などの豆知識も合わせて紹介します。
外壁塗装と屋根塗装の施工前
外壁塗装と屋根塗装の施工前の様子です。
外壁塗装をするワケとは?
・美観を整える
家を建てて10年も経つと、紫外線で外壁の色が剥げたり、目地の痛みや汚れが目立ちます。
塗り替えを行えば、新築時のような鮮やかな外観を取り戻すことが可能です。
また、異なる色で塗り直すことで、家の雰囲気を変え、イメージチェンジも楽しめます。
・外壁の保護
外壁塗装は建物を浸水から守り、寿命を延ばすためにも重要です。
水が浸入すると断熱材が湿気を帯び、カビの原因になります。
湿気を含んだ材木は白蟻を呼び込むことも。
建物の傷みが進行すると、塗り替えだけでなく、外壁の張り替えなど大規模なリフォームが必要になります。
雨漏りはダメージを拡大するため、外壁塗装で予防しましょう。
近年は、断熱性や耐震性、光触媒機能なども備えた塗装材料が増えています。
・防水機能の向上
外壁塗装は防水性を高める効果があります。
長期間塗装をせず放置した建物は、防水性が低下し、基礎部分まで腐食が進む恐れがあります。
外壁塗装の必要性を理解し、定期的に防水性を強化することが大切です。
・ヒビや剥がれの補修と補強
外壁の劣化原因であるヒビや剥がれを修繕すると同時に補強も行えます。
塗装工事では下地処理も行うため、強度が増し、雨風にも耐えられるようになります。
外壁塗装にはメリットとデメリットが存在します。
・メリット
雨水や紫外線、湿気などの外部要因から建物を保護します。
建物の外観を一新できる。
建物全体の点検を行う機会になる。
・デメリット
塗装工事には費用がかかる。
塗装の効果は永久的ではないため、定期的な塗り替えが必要。
作業期間中に生活への影響がある。
外壁塗装は、建物を雨水や紫外線、湿気などの外部要因から守るために欠かせません。
外壁塗装を怠ると、雨漏りや内部の柱・土台の腐敗などの劣化が進行する可能性があります。
一般的には、前回の塗装から約10年が再塗装の適期とされ、劣化症状にはチョーキングやひび割れ、カビやコケの発生が含まれます。
外壁塗装を行う際は、複数の施工業者に見積もりを依頼して相場を確認し、計画的に進めることが重要です。
外壁塗装の塗り方とは?
・ローラー工法
ローラー工法とは、様々なタイプのローラーを使用して、手作業で塗料を壁面に塗布する方法です。
この工法の特徴は、職人の経験と技術によって、塗料が均一にかつ適切な厚さで塗り重ねられることです。
・吹き付け工法
吹き付け工法は、吹付機の高コストと熟練した技術が必要なため、多くの業者にとって負担が大きいです。
その結果、ローラー工法に切り替える業者が増加しています。
ただし、一部の塗料は吹き付け工法でしか適用できない場合もあります。
一方、ローラー工法のみを使用する業者では、使用可能な塗料や仕上がりに制約があります。
したがって、両方の工法を使用できる業者に依頼するのが賢明です。
・ローラー工法の特徴とメリット
ローラー工法は、塗料の飛散が少なく、コストを抑えることができます。
熟練の職人が適量の塗料を使用することで、均一な仕上がりが期待できます。
さらに、凹凸のある外壁には毛足の長いローラーが対応し、凹んだ部分には刷毛が併用されます。
・吹き付け工法の特徴とメリット
吹き付け工法の利点は、短時間で広範囲を塗装できることです。
専用の吹付機を使用するため、一度に多くの面積をカバーでき、複雑な模様を作成し、重厚感のある仕上がりにすることができます。
職人の技術により仕上がりが異なるため、高い技術が求められます。
こちらも、凹凸の多い部分では刷毛が併用されることがあります。
・正確な塗装には基準塗布量と希釈率の遵守が必要
正確な塗装を行うためには、「基準塗布量」と「希釈率」を守ることが重要です。
これらは塗料メーカーが定めたもので、遵守することで塗料の本来の効果を発揮できます。 基準を守らないと、「光沢ムラ」「膨張」「剥離」などの問題が生じる可能性があります。
・希釈率と撹拌の関係
外壁塗装では、一斗缶から取り出した塗料をさらに希釈することが一般的です。
適切な希釈率は5〜10%で、塗料によって異なります。
希釈後には撹拌作業が必要で、塗料を均一に混ぜるために撹拌機が使用されます。
不十分な撹拌では塗料の特性が損なわれます。
撹拌によって塗料の濃度が均一になり、適切な希釈が行われます。
外壁塗装が失敗する原因
・光沢のムラ
適切に塗装されないと、光沢が不均一になります。
原因は塗布量が均一でないことやローラーの毛足の長さが一定でないことです。
・塗膜の白い粒
塗装に問題があると、塗膜に白い粒が浮き上がることがあります。
この状態は水分の影響を受けやすくなります。
・塗装の剥離
外壁塗装の問題で最も一般的な「剥離」は、塗布量や希釈率が原因です。
・塗膜の膨張
塗膜が水ぶくれのように膨らむ現象は、塗布量や希釈率が原因です。
・4回塗りの必要性
外壁塗装では、塗回数が重要です。
一般的には3回塗りで塗膜を作りますが、場合によっては4回塗りや5回塗りもあります。
ただし、塗り回数が増えれば効果が強まるわけではないため、情報を見極めることが重要です。
塗り回数を増やす影響
・塗料の使用量が増える
使用する塗料の量が増え、その分費用も増えます。
同じ費用で回数を増やす提案には注意が必要です。
塗料の量と塗り回数のバランスが重要です。
・職人の人件費が増える
工程が増えると職人の作業時間も増え、その分人件費も増加します。
信頼できる業者を選ぶことが重要です。
・工期の延長
塗り回数が増えると工期が遅くなります。
特に追加の塗料の乾燥時間を考慮せずにスケジュールを立てる業者には注意が必要です。
塗り回数の増加による影響
・使用する塗料が増える
外壁塗装に使用する塗料の量は決まっています。
例えば、約15kgの1缶で88〜136㎡分を塗ることができます。
つまり、1缶で136㎡以上塗るのは避けるべきです。
塗り回数を増やすためには、塗料を追加で用意しなければならず、その分費用が増します。 同じ費用で塗り回数を増やす提案があった場合、不正や手抜きの可能性があります。
塗料の量と塗る面積が不釣り合いになると、塗料を薄めて塗装するしかなくなり、結果として薄くて剥がれやすい塗装になる恐れがあります。
塗料の量と塗り回数のバランスが重要で、適切な塗装を行うためには適量を守ることが必要です。
3回塗り以上を行う場合は、そのための塗料費用が必要です。
・職人の人件費が増える
工程が増えると職人の作業時間も増え、その分人件費も増加します。
外壁塗装の塗料には価格差がほとんどないため、工事費用の大部分は人件費に影響されます。
塗装を依頼する際には、塗料代と人件費が正確に見積もられているかを確認することが重要です。
追加の工程に対する適切な料金や作業内容の説明がない業者には注意が必要です。
信頼できる業者を選びましょう。
外壁塗装が3回塗りを基本とする理由
・塗料メーカーが導き出した適切な塗り回数
塗料メーカーは、塗料の効果を最大限に発揮させるための最適な塗り回数を、実験やシミュレーションによって明らかにしています。
この塗り回数は、メンテナンスサイクルやコスト面を考慮して設定されています。
塗り回数を増やすことで、使用する塗料の量が増え、それに伴い職人の人件費も上がり、総費用が増加するため、慎重な判断が求められます。
外壁塗装は、約10年ごとに実施するメンテナンスであり、1回の塗装工事には約100万円がかかります。
10年サイクルで計算すると、3〜4回の塗装工事が必要で、合計で300〜400万円の費用がかかります。
このような状況を踏まえて、塗料メーカーは費用を抑えつつ、効果を最大限に発揮する塗り回数を研究し、実践しています。
一般的に、塗装工事は下塗り、中塗り、上塗りの3回が基本です。
・状態による塗り回数の調整
外壁の状態によって塗り回数を調整する必要があります。
基本的な3回塗りに加え、外壁の具体的な状態や塗料の特性を考慮して、塗り回数や塗料の量を調整することが重要です。
特に、外壁が劣化している場合や吸水性が高い場合には、通常よりも多くの塗料が吸い込まれるため、厚めに塗ったり、塗り回数を増やしたりすることで、耐久性や効果を向上させることができます。
単に塗り回数を増やすだけではなく、家の状態に適した塗料の選定や塗装方法の工夫も必要です。
専門知識を持つ塗装業者と相談し、最適な塗装プランを立てることで、家の外壁を適切に保護することが可能です。
グレーの外壁が人気の理由
・汚れが目立ちにくい
グレーの外壁は、汚れが目立ちにくい特徴があります。
ホコリや排気ガスと色調が似ているため、汚れが目立ちにくく、経年劣化による汚れも目立ちません。
白や黒の外壁に比べて、グレーの外壁は汚れが気になりにくいです。
・シックでオシャレな見た目
グレーは、シンプルで都会的な印象を与え、クールで重厚感があります。
近年、シンプルかつ洗練された外観を求める人が増え、特にツートンカラーでの使用が人気です。
・周辺住宅との調和
外観は周辺住宅との調和が重要です。
グレーは多様な景観に馴染みやすく、周囲とのバランスを保つことができます。
景観を損なう心配が少ないため、人気があります。
外壁塗装でグレーにした時のおすすめの配色
・グレー&ブラウン
単色では暗い印象になりがちですが、ブラウンを加えることで温かみが増し、オシャレで上品な雰囲気が生まれます。
茶色みがかったグレーを選ぶと調和が取れます。
・グレー&ホワイト
グレーとホワイトの組み合わせは、すっきりとした印象を与えます。
石調サイディングを使用すると高級感が増し、濃くて暗めのグレーを選ぶことで、ホワイトが際立ちます。
・グレー&ベージュ
グレーと白の組み合わせはクールな印象を与えますが、ベージュを加えることで柔らかく穏やかな印象になります。
濃い目のブラウンを窓枠などに部分的に使用することで、周囲の景観にも自然に馴染みます。
より詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
おすすめ記事:【愛媛県松山市】外壁塗装をイエロー(黄色)にする時のメリットや注意点
外壁塗装のコーキング
外壁塗装と屋根塗装のコーキングの様子です。
より詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
おすすめ記事:アパート外壁塗装の費用相場は?おしゃれな色の選び方や期間・事例を紹介
外壁塗装と屋根塗装の高圧洗浄
外壁塗装と屋根塗装の高圧洗浄の様子です。
グレーの外壁塗装をする時のコツ
・木目調で温かさをプラス
グレーの外壁に木目調の木材を組み合わせると、温かみと高級感が加わります。
特に、玄関ドア、バルコニーの手すり、ウッドデッキ、サッシ木枠などに木材を使うと効果的です。
部分的に木材を取り入れることで、オシャレな雰囲気も増します。
・直線ラインを活用
グレーはシャープなイメージがあるため、直線ラインを活用するのがおすすめです。
例えば、ベランダや玄関の凹凸部分を境にして色を分けると良いでしょう。
アクセントカラーを加える際も直線を強調することで、全体的に引き締まった外観になります。
2色に分ける場合は、6:4や7:3くらいの比率がバランス良く見えます。
・面積効果を意識する
外壁塗装は広い面積をカバーするため、面積効果により色が明るく見えることがあります。
グレーでは広い面積が白っぽく見えることがあるため、色見本と実際の塗装の色が異なることがあります。
業者と相談して試し塗りをしてもらったり、塗装完成イメージ画像を確認したりして、面積効果を意識することが大切です。
外壁塗装と屋根塗装のケレン
外壁塗装のケレンの様子です。
ケレン作業の種類と特徴
ケレン1種
対象: 非常に激しく腐食した鉄部
工法: ブラスト工法(白けい砂、銅粒、銅砕粒などの研削材を使用)
特徴: 高圧ホースから研削材を吹き付けて金属面のサビを落とし、きれいな金属面を露出させます。
設備や環境保全の観点から一般住宅の外壁塗装には適用されず、このレベルの腐食がある場合は部材交換となり費用が高額になります。
ケレン2種
対象: 鉄骨構造の建物
工法: 電動工具や手動工具で旧塗膜の劣化やサビによる腐食を除去
特徴: 「ディスクサンダー」「ワイヤーホイール」「パワーブラシ」「ニューマチックハンマー」などの強力な電動工具を使用します。
電動工具で対応できない場所は手工具を使用します。費用は高めで、発サビ面積が30%以上が対象です。
ケレン3種
対象: 部分的で軽度なサビ・剥がれ
工法: 手動工具でサビや剥がれを除去(ワイヤーブラシ、スクレーパー、やすりなど)
特徴: 電動工具を使わないため、外壁塗装で最も多く採用されるタイプです。
発サビ面積が30%未満〜5%程度の点サビが対象で、劣化していない塗膜(活膜)は残しておきます。
ケレン4種
対象: サビや旧塗膜の劣化が非常に少ない状態
工法: ワイヤーブラシ、ほうき、軽度な汚れや粉化物にはサンドペーパーを使用
特徴: 最も短時間で行える作業です。
サビがない場合は表面の洗浄作業にとどまります。
サビや汚れを除去するメリット
・サビを寄せ付けにくい外壁
トタン屋根のような鉄部にサビが発生している場合、そのまま塗装してもサビの浸食は防げません。
サビの威力は強力ですが、ディスクサンダーなどの研磨工具でサビを除去すれば、サビを寄せ付けにくい外壁に復活します。
さらに、その上から塗装を施すことで、見た目がきれいになるだけでなく、塗料の耐候性も期待できます。
・汚れを除去して塗膜の密着力を高める
外壁や屋根には汚れがつきものです。
塗装時の洗浄作業でほとんどの汚れは除去されますが、洗浄だけでは取りきれない汚れもあります。
そのまま塗装すると、塗り替えた塗膜が剥がれやすくなります。
古い塗装の上から新たに塗装する場合、汚れがあると新旧の塗膜がしっかり密着しません。ケレン作業でひどい汚れを除去すれば、塗膜本来の強固な密着性が発揮されます。
・毛羽立ちを除去して塗膜の密着力を高める
毛羽立ちとは、木の表面の繊維が浮き上がる現象で、ウッドデッキなどの木部で発生しやすいです。
そのまま塗装すると剥がれやすくなります。
研磨工具で毛羽立ちを除去してから塗装することで、塗膜同士の密着性が高まります。
より詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
おすすめ記事:外壁塗装塗り方とは?4回塗りはOK?
外壁塗装と屋根塗装の下塗りと中塗り
より詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
おすすめ記事:ハウスメーカーの外壁塗装は高い?外壁塗装業者に依頼したほうがいい理由を徹底紹介!
外壁塗装と屋根塗装の上塗り
外壁塗装の上塗りの様子です。
屋根の上塗り用塗料の種類と特徴
アクリル塗料
主成分: アクリル樹脂
特徴: 軽量で塗りやすく、発色が良い
価格: 1㎡あたり1,000〜1,800円
耐用年数: 3〜8年
デメリット: 耐用年数が短いため、頻繁に塗り替える必要がある
ウレタン塗料
主成分: ウレタン樹脂
特徴: ゴムやスポンジのような弾性を持ち、地震などの衝撃に強い
価格: 1㎡あたり1,800〜2,000円
耐用年数: 6〜10年
デメリット: 耐用年数が短めで、塗り替えのサイクルが増える
シリコン塗料
主成分: シリコン系またはアクリルシリコン系の合成樹脂
特徴: 湿気を通しやすく、カビや藻が生じにくい。
内部結露を防止する効果もある
価格: 1㎡あたり2,000〜3,000円
耐用年数: 8〜15年
デメリット: 弾性に劣るため、ひび割れに弱い
フッ素塗料
主成分: フッ素含有の合成樹脂
特徴: 耐熱性が高く、太陽光や紫外線に強い。親水性が高く、汚れが付着しにくい
価格: 1㎡あたり3,000〜4,800円
耐用年数: 15〜20年
デメリット: 次の塗装時に塗料を弾いてしまう可能性があり、特別な下塗りが必要になることがある
無機塗料
主成分: セラミックやケイ素などの無機物
特徴: 耐用年数が20年以上と長く、カビや藻の発生を抑制する効果もある。
防水性能が高い
価格: 1㎡あたり5,000〜6,000円
デメリット:高価で、塗膜が硬くひび割れやすい
屋根の塗料を選ぶ時のコツ
・耐用年数で選ぶ
上塗り塗料にはそれぞれ異なる耐用年数があります。
どれくらいのメンテナンス期間を設けたいかによって塗料を選びましょう。
例えば、ウレタン塗料は耐用年数が6〜10年と短めですが、費用が安いのが特徴です。
一方、こまめなメンテナンスが難しい場合には、20年以上の耐用年数がある無機塗料が適しています。
無機塗料は費用は高めですが、メンテナンスの頻度を減らすことができます。
・機能で選ぶ
塗料の性能によっても選び方があります。
湿気が多い地域には、透湿性が高くカビや藻の発生を抑えるシリコン塗料がおすすめです。屋根を黒くする場合、太陽熱を吸収しやすいため、耐熱性に優れ、断熱、遮熱性能を持つフッ素塗料が良いでしょう。
劣化を抑えて住宅をキレイに保つには無機塗料が最適です。
・臭いで選ぶ
油性塗料はシンナーが溶剤として使われることが多く、臭いが気になる場合があります。
屋根を塗装する場合、2階の部屋で窓を開けると塗料の臭いがすることがあります。
水溶性塗料は臭いが抑えられますが、完全に無臭ではありません。
最近では香り付きの塗料もあり、検討してみる価値があります。
・外壁よりワンランク上の塗料を選ぶ
屋根は外壁よりも紫外線や風雨の影響を受けやすいため、外壁塗料よりもランクの高い塗料を選ぶのがオススメです。
外壁と同じ塗料を屋根に使用すると、屋根の方が先に劣化することがあります。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、塗料のグレードに差をつけると良いでしょう。
屋根塗装がはがれてしまうワケ
・前回塗装の施工不良
最初に考えられる原因は「前回塗装の施工不良」です。
塗装してから1~2年しか経っていない場合、施工不良の可能性があります。
施工不良になり得る誤った作業の例
●下地処理をしていない
●下塗りを塗っていない
●乾燥時間を十分に取っていない
●塗料を必要以上に薄めて使った
●下地が傷んでいるのに塗装した
・施工不良の対処方法
施工不良には、業者の手抜きや知識不足による誤った作業が原因のケースがあります。
どちらの場合でも、保証内容を確認し、施工業者に連絡しましょう。
前回の塗装が剥がれの原因ではないこともあるため、冷静に対処することが大切です。
・屋根材自体の不具合
塗装後1〜2年で剥がれる原因の一つです。
例えば、ニチハのパミールは、1996〜2008年に製造され、数年で屋根がめくれる現象が確認されています。
このため、パミールには塗装が意味を持たず、カバー工法(重ね葺き)や葺き替えが必要です。
しかし、知識のない業者が無理に塗装してしまうことがあります。
塗装後1〜2年で剥がれが発生する場合、パミールの可能性があるため、しっかり点検してもらうことをおすすめします。
経年劣化
新築から一度も塗装していない、または前回の塗装から5年以上経過している場合、この原因の可能性が高いです。
長年紫外線を浴びることで、塗料が劣化し、剥がれが発生します。
経年劣化の場合、色あせ(チョーキング)、コケの発生、ひび割れなども同時に起きていることが多いです。
バルコニーの劣化と雨漏りの関係
バルコニーは外壁や屋根と同じく屋外に位置し、常に雨や紫外線にさらされています。
特に屋根のないバルコニーは、時間とともにダメージが進行しやすく、放置すると雨漏りの原因となります。
バルコニーの耐久性と水はけの重要性
バルコニーの床は頻繁に人が出入りするため、屋根と違って傾斜をつけるのが難しく、水はけが良くありません。
ただし、わずかな傾斜が設けられているため、通常は雨水がすぐに溜まることはありません。
しかし、床面の劣化や排水口周りのゴミ詰まりにより、水はけが悪くなり、長時間雨水が溜まりやすくなります。
この状態が続くとカビやコケが発生しやすくなり、床面の耐久性が低下します。
ベランダとバルコニーの違い
バルコニー、ベランダ、テラスは似たように使われますが、実際には異なる設備です。
バルコニー: 建物から突き出した部分で、屋根がなく手すりが付いている。
ベランダ: 2階以上にあり、屋根と手すりがある突き出た部分。
テラス: 1階にあり、手すりのない突き出たスペース。
定期点検の重要性
外壁塗装は10年に1度程度行いますが、バルコニーのメンテナンスはあまり行われません。定期的な外壁塗装の際にバルコニーの点検を怠ると、補修のタイミングを逃し、室内への雨漏りや手すりの劣化が進行し、高額な防水リフォームが必要になることがあります。
外壁塗装のタイミングでバルコニーの点検も行いましょう。
バルコニーの防水工事が必要なタイミング
バルコニーの床面にひびが入っている場合、防水層が劣化している可能性があります。
ひび割れた防水層は雨水が内部に侵入し、建物の耐久性を損ないます。
また、カビが発生したり色あせている床面は、防水層を保護するトップコートが劣化している可能性があります。
このような場合、早めの補修が必要です。
バルコニーの防水構造
バルコニーの床面は、防水層とそれを保護するトップコートで構成されています。
以下のような構造になっています。
・トップコート
・防水層
・下塗り材
・床面本体
劣化箇所によるリフォーム方法の違い
バルコニーの劣化箇所によって、適切なリフォーム方法が異なります。
表面のトップコートの劣化であれば、トップコートの塗り替えだけで済みますが、防水層が劣化している場合は防水層自体を補修しなければなりません。
トップコートと防水層の耐用年数
トップコートは約5〜10年、防水層は10〜15年の耐用年数があります。
外壁塗装の耐用年数も約10年ですので、外壁とバルコニーのメンテナンスを同時に行うのが効率的です。
現在のバルコニーの状態が気になる場合は、地域の業者に無料診断を依頼するのも良いでしょう。
バルコニーの防水工事の種類
戸建て住宅のバルコニー防水工事には、劣化症状に応じて2つの施工方法があります。
トップコートの塗り替え:トップコートが劣化している場合、防水層に問題がなければトップコートの塗り替えを行います。
ウレタン系のトップコートが一般的で、ひび割れを防ぎながら防水層を保護します。
防水層の補修とトップコートの再塗装: 防水層が劣化している場合、防水層を補修し、再びトップコートを塗り替えます。
この方法は㎡あたり4,000〜6,000円の費用がかかります。
その他の点検項目
床面以外にも、排水口周りの詰まりや手すりの状態も定期的に点検することが重要です。
特に手すりの内側はカビやコケが発生しやすく、鉄製の手すりは錆びやすいので注意が必要です。
以上の点を踏まえて、バルコニーのメンテナンスを行うことで、長く快適に利用できるようになります。
トップコートの塗り替え
トップコートは表面の防水層を保護するためのもので、年月が経つにつれて劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
メリット: トップコートの塗り替えの最大の利点はコストが比較的安いことです。本格的な防水工事と比べると、費用は半分から1/3程度で済むことがあります。
デメリット: トップコートは防水層の保護が目的なので、防水層自体が劣化している場合にはトップコートの塗り替えだけでは対処できません。
ひび割れや剥がれがある場合には、防水層自体の修繕が必要になります。
FRP防水 FRP(繊維強化プラスチック)のシートを敷くことで防水性能を高める方法です。
メリット: 軽量で工期が短いのが特徴です。
耐久性があり、上を歩いても傷みにくいため、ベランダやバルコニーに適しています。
デメリット: 広いスペースや木製、金属製のバルコニーには向いていません。コンクリートが使われている部分で使用されます。
また、5年に一度トップコートの塗り替えが必要で、メンテナンス頻度が高くなります。
シート防水 塩化ビニール製やゴム製のシートを貼り付ける方法です。
メリット: 紫外線や熱に強く、歩いても傷みにくいのが特徴です。メンテナンス頻度が少なく、経済的です。
デメリット: 15年程度で全交換が必要です。
床に大きな凹凸があると施工が難しく、複雑な形状の場所には適しません。
長方形で凹凸の少ない場所に適しています。
ウレタン防水 液体状のウレタン樹脂を重ね塗りする方法です。
メリット: 液体状なので、複雑な形状や凹凸のある場所でも施工できます。
デメリット: 工期が他の方法より長く、10〜15年で塗り直しが必要です。また、職人の技術によって仕上がりが異なるため、防水工事に熟練した職人の見極めが重要です。
外壁塗装と屋根塗装の施工後
外壁塗装と屋根塗装の施工後の様子です。
愛媛県松山市の方でアパートの外壁塗装と屋根塗装をしてくれる所を探しているなら施工実績が豊富な砂田塗装にご相談下さい。
BEFORE
AFTER
施工価格 180万-200万円