2022/09/07
愛媛県伊予市M様邸 外壁塗装工事
サイディング外壁塗装
愛媛県伊予市M様この度は弊社に外壁塗装を
お任せいただきありがとうございました。
近隣の皆様もご協力ありがとうございました。
今後とも末永いお付き合い宜しくお願い致します。
施工事例データ
施工箇所 | 外壁 |
---|---|
施工内容 | 外壁塗装(7年保証) |
費用 | 90万円-110万 |
工期 | 2週間 |
使用商材 | 外壁塗装・シリコンレボ遮熱・色ブロークンホワイト艶有 |
BEFORE
AFTER
伊予市で外壁塗装の塗り替えを行いましたので施工事例や外壁塗装の豆知識も合わせて紹介します。
外壁パテ補修
外壁の浮きやひび割れがありました。
ビスで浮きを固定してパテ補修を行いました。
パテとは?
建築分野で用いられる素材の一つで、くぼんだ箇所やすき間を埋めて均平に整えるのに多く活用され、
工芸や造形などでも頻繁に見られます。
外壁塗装の際にも充填材として重要な役割を果たし、具体的には主に下地処理の段階で、ひび割れや穴などの
凹みを埋めて表面を整えるために使用されることがあります。
一般的に下塗りパテとして頻繁に利用される素材にはいくつかの種類があります。
石膏パテは、下塗りパテとして使われる事が多く、水と練り合わせると硬化が始まります。
炭酸カルシウム系パテは、水と混ぜると硬化が始まる特徴があり、主に仕上げ時のパテとしてよく使われます。
乾燥すると硬くなる点が特徴で、樹脂が配合されていて、ペーパーで削りやすいです。
エポキシ系パテも仕上げ用としてよく利用されるパテの一つで、非常に硬化しやすい特徴があります。
使用時には別の液体を混ぜてから硬化させる必要があります。
パテにも上記のように様々な種類があり、使用される箇所によっても異なりますが、主には粉末状の物に水を練り合わせることで使用したり、最初から練られている物もあります。
水の配分を調整することで、硬さを微調整するパテもあります。
パテとシーリング(コーキング)の違いは以下の通りです。
パテは、主に表面のアイソレーションや凹凸の調整に用いられる材料です。
特徴として、全体が硬化して堅固になる点が挙げられます。
そのため、通常は堅固な部位で使用される充填材料となります。
パテが活躍する場面は、主に壁面の補修や、ボードが設置された軒天や室内の天井、壁面などです。
隙間などを埋める役割を果たします。
シーリングは、主に外壁や屋根のひび割れ(クラック)補修だけでなく、外壁の隙間処理や外壁材の繋ぎ目の処理にも利用されています。
大きな違いとして、パテと比較して、シーリングの表面は硬化する一方で、内部は柔らかいままであるため、硬い部分と柔らかい部分の両方に使えます。
また、完全に硬くならないため、家の揺れや収縮などにも耐える特徴があります。
パテの注意点は2つあります。
適切なパテを選定するためには、下地の状態を考慮することが重要です。
様々な種類のパテが存在することを前述しましたが、これは外壁の状態によって選択肢が異なります。
適切なパテを選ばないと、仕上がりにムラが生じたり、施工不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
そのため、適切なパテ処理を行うには十分な知識と技術を持つ職人が不可欠です。
その他にも外壁のパテ処理は、特にひび割れや穴の修理が必要な場合、DIYで行うことはあまりおすすめできません。
たとえば、ホームセンターで購入できる外壁用のパテを使って修理しようとすることは考えられますが、個人が適切に処理するのは難しい場合が多いです。
特に塗装が剥がれているなどの状態では、専門知識や技術が必要です。
小さな釘穴程度であれば自己修理可能かもしれませんが、塗膜が剥がれている場合はプロの業者に相談することをおすすめします。
外壁の状態によっては、水の侵入なども考慮する必要があります。
プロの補修を受けることで、より適切かつ安全な修理が行われるでしょう。
外壁塗装下塗り
外壁にシーラーを塗っています。
密着を良くする材料です。
外壁塗装の下塗りが必要な理由は以下の通りです。
・外壁と上塗り塗料を接着させる
外壁塗装で下塗りの役割は非常に重要です。
上塗り塗料は、実は接着力がほとんどなく、そのまま外壁に塗ってもすぐに剥がれてしまうからです。
そこで、下塗り塗料が役立ちます。
下塗り塗料は、外壁と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役割を果たし、上塗り塗料の密着性を高めることで、すぐに剥がれてしまうといった問題を防げます。
・上塗り塗料が傷んだ外壁に吸い込まれるのを防ぐ
下塗り塗料は、傷んだ外壁への塗料の吸い込みを防ぐ役割も担っています。
新築から10年以上が経った外壁には、様々なひび割れや欠損が存在します。
しかし、荒れた表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうため、上塗り塗料の機能を十分に発揮させて長持ちさせるために必要な厚さをつけることができなくなってしまいます。
その結果、塗装面に色や艶のムラが発生し、見た目が悪くなるだけでなく、塗装が薄くなっている箇所にも問題が生じることがあります。
下塗り塗料を使用することで、傷んだ外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができます。
これにより、上塗り塗料が外壁に吸い込まれず、色ムラのない美しい仕上がりを実現することが可能です。
ただし、下塗り塗料の使用量が十分ではない場合、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい、上塗り塗料が十分に密着しなくなってしまいます。
そのため、外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要です。
・塗装の機能を向上させる
上塗り塗料と同様に下塗り塗料にもさまざまな機能があります。
代表的なものとしては、下地表面を固める機能、防カビ機能、防サビ機能、太陽熱を効果的に反射する遮熱機能などがあります。
適切な下塗り塗料を選ぶことで、住まいの下地や周辺環境に合わせた組み合わせが可能となり、塗装の効果を向上させることができます。
・下地の色を隠すことで、仕上がりを美しくする
下塗り塗料には外壁色を覆い隠す「隠蔽性」を持つものも存在します。
たとえば、濃い色から淡い色に塗り替える場合、もとの外壁(下地)の色が透けてしまい、思った通りの色にならないことがあります。
そうした場合には、白色の下塗り塗料をたっぷり塗って下地の色を少しでも隠すことで、より美しい仕上がりを実現することができます。
下塗りの注意点は以下の通りです。
・下地処理前の洗浄をしっかり行う
下地にゴミや汚れ、古い塗装が付着していると、塗装が剥がれる原因になります。
そのため、高圧洗浄機を使用して、しっかりとゴミや汚れ、古い塗装を取り除く必要があります。
塗装の剥がれを防ぐためにも、下地処理前にはしっかりと洗浄しましょう。
・下地の修繕が必要な場合、優先的に行う
下地に修繕が必要な場合は、まず最初に行いましょう。
ひび割れを修復するために使用するシーリング材には、塗装が必要な場合があるからです。
ひび割れを後回しにすると、雨水が浸入して外壁を弱くする原因にもなります。
外壁を保護するためにも、下地の修繕は優先的に行いましょう。
・乾燥に注意する
下地処理の際には、乾燥に十分な注意を払いましょう。
下地処理が十分に乾いていないと、中塗りや上塗りの段階で問題が生じる可能性があるからです。
塗料の乾燥には時間がかかりますが、焦って中塗りや上塗りを行うと、塗装の剥がれの原因となります。
下地処理の乾燥が遅くても、中塗りや上塗りを急いではいけません。
しっかりと乾燥させた後に次の工程に進みましょう。
下塗りの塗料の種類は以下の通りです。
・シーラー
シーラーには水性タイプと油性タイプの2種類があります。
水性タイプのシーラーは、主にコンクリート、モルタル、石膏ボードなどの外壁材に使用されます。
その他の外壁材には油性タイプの浸透性シーラーを使います。
浸透性シーラーは水性タイプよりも接着力が強く、外壁材の内部まで下塗り塗装ができるため、外壁の強度も向上します。
主にPC板、ALC板、GRC板、押し出し成形板、窯業系サイディングボード、風化したコンクリートやモルタルなどの外壁材の下塗りに使用されます。
・プライマー
機能的にはシーラーとほぼ同じですが、プライマーは金属系サイディングボードやパネルなど、外壁材が鉄、ステンレス、アルミなどの場合に使用されます。
プライマーには外壁材のさび落とし機能はありませんので、下塗りを行う前に外壁材に発生したさびをサンドペーパーなどで除去する必要があります。
・フィラー
フィラーはシーラーやプライマーにパテ機能を追加した下塗り塗料です。
外壁にシミやひび割れ、凹凸などがある場合に使用され、外壁材の表面を平滑化する役割を果たします。
基本的な機能はシーラーと同じです。
・微弾性フィラー
下地の準備に使われる塗料で、シーラーやフィラーの役割を兼ね備えています。
この塗料は、塗料の密着性を向上させるだけでなく、小さなひび割れや凹凸を均等に整えることができます。
柔軟性があり、建物の動きに適応するため、ひび割れが少ないという特徴があります。
そのため、ひび割れが発生しやすいモルタルなどの下地材によく利用されます。
・バインダー
基本的にはシーラーやプライマーと同じ役割を果たす下塗り塗料です。
シーラーは、吸収が激しい下地材に使用されることが一般的ですが、バインダーはその逆で、塗料の吸収が少なく劣化しにくい下地材に利用されます。
特に新築工事によく使用される特徴があります。
・サーフェイサー
サーフェイサーは、シーラーやプライマーの後に塗る塗料で、厳密には下塗りではなく中塗りに分類されます。
シーラーやプライマーを塗った後の下地の微調整を担当し、凹凸を均等に整え、密着性を高める効果があります。
建物が古くて劣化が進んでいる場合などに特に使用されます。
下塗りと上塗りの塗装時間は以下の通りです。
・下塗り塗料
外壁塗装の下塗りは、既存の建物と新しい塗料とを密着させる重要な工程です。
下塗りに使用する塗料には、シーラー系やフィラー系、防水系などさまざまな種類があります。
シーラー系の塗料は2〜3時間で乾燥しますが、フィラー系の塗料では4〜6時間の乾燥時間が必要です。
防水系の下塗り塗料では約16時間の乾燥時間が必要です。
同じ下塗りの工程でも、使用する塗料によって乾燥時間は大きく異なります。
・上塗り塗料
外壁塗装の上塗りに使用される塗料には、水性塗料と油性塗料などの違いがあります。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。
多くの場合、中塗りと上塗りには同じ塗料を使用します。
中塗りと上塗りの間の乾燥時間は3〜4時間で、油性塗料の方が早く乾燥するとされています。
外壁塗装上塗り一回目
下塗り後に遮熱シリコンを塗装しています。
透けやムラの出ないように手塗りで塗装しています。
外壁塗装でムラができる原因は以下の通りです。
・下地処理に問題がある
外壁の塗装には、基本的に3段階の塗り工程が必要です。
最初の段階である下地処理は、外壁を洗浄し、下地の処理が完了した後に行われます。
下地専用の塗料を使用して、外壁と塗料がしっかりと密着するようにします。
下地処理が不十分な場合、中間塗装の塗料が下地に吸収されてしまい、色ムラが生じます。
ムラを防ぐためには、下地の状態を確認し、下地処理の吸収が停止しない場合は、何度も下地処理を繰り返すことが重要です。
適切な下地処理を行うことにより、後続の中間塗装と上塗りがよりしっかりと定着し、塗装の耐久性が向上します。
下地処理は非常に重要な工程であると言えるでしょう。
・中間塗装や上塗りの工程でムラができた
中間塗装は、塗料の防汚性、防水性、防カビ性などの機能を発揮するために適切な厚みで塗布されます。
しかし、経験豊富な職人であっても、一度の塗装で完璧な仕上がりをすることは非常に難しいです。
中間塗装では、小さな色ムラなどが発生することがあります。
そのため、上塗りが必要になります。
上塗りは中間塗装よりも薄く塗布され、美しい仕上がりを重視します。
中間塗装と上塗りでは基本的に同じ色が使用されます。
塗り忘れを防ぐため、別の色を使用する場合もありますが、中間塗装の色が上塗りに比べて濃い場合は、色が透けてしまい、色ムラの原因となる可能性があります。
・塗料の使用方法のミス
塗料には、塗布量や塗装回数、希釈率など、細かい施工マニュアルが定められています。
塗装業者はこのルールに従って施工を行います。
特に希釈率は重要です。
塗料は、水やシンナーで希釈して使用しますが、施工マニュアルだけでなく、気温や湿度、塗り方(ローラー塗りまたは刷毛塗り)など、さまざまな要素を考慮しながら希釈率を正確に調整します。
これは職人の経験と技術が求められる部分です。
ムラのない塗料の均一な混合は、熟練した技術が必要とされます。
・十分な乾燥時間の不足
外壁の洗浄後や塗料の塗布後、雨などで外壁が濡れている場合は、十分な乾燥時間を確保しないと次の工程に影響を及ぼしたり、施工上の問題が発生する可能性があります。
・施工業者の技術不足
以前は塗装に刷毛が使用されており、職人の腕によって外壁の仕上がりが左右されていました。
現在では、ペンキをローラーで塗る方法が一般的となり、職人の負担も軽減されました。
ローラーを使用することで、塗料を均一に塗ることができ、色ムラが発生しにくくなりました。
便利なスプレーも登場し、簡単に塗装することができます。
便利な道具が利用できるようになったとしても、技術力は依然として重要です。
ローラーでの塗布には技術が必要であり、均一な塗料の塗布量を保つことができないと結果としてムラが生じることもあります。
スプレー塗装は、適切な距離から一定量の塗料を吹き付ける技術が必要でなければ、ムラが発生してしまう可能性があります。
・施工業者の手抜き
下地処理と上塗りの2回塗りだけで提案された場合は、手抜きをする業者や悪徳業者と判断しても良いです。
外壁塗装は3回塗りが基本であり、それぞれの工程には重要な役割があります。
どの工程も省略することは絶対にしてはいけない事です。
外壁塗装でムラができた時の解決方法は以下の通りです。
・業者に塗り直しを頼む
ムラを塗り直すには足場が必要です。
できるだけ早く、足場が設置されている間にムラがないかをチェックし、業者に相談しましょう。
追加の費用をかけずに済ませるためには、早めの対応をする必要があります。
・消費者センターに相談する
悪質な業者は、塗り直しを拒否することもあります。
このような場合でも、黙ってあきらめるのではなく、第三者の機関に相談してみましょう。
ちなみに多少のムラがある場合は再度施工してもらえない可能性が高いです。
多くの塗装職人は日々技術を磨き、完璧で美しい仕上がりを目指しています。
しかし、外壁塗装は人の手によって行われるため、多少ムラが生じてしまうこともあります。
多少のムラとは、外壁を異なる角度から見るとムラが目立つ、強い光が当たった際にムラが目立つなどです。
このようなムラは、ある程度は仕方のないものとされており、再度施工してもらうのは難しいと考えられています。
明らかなムラがある場合は再度施工してもらえます。
どの角度から見ても明らかなムラが存在する場合は、再度の施工を依頼することができます。
明らかなムラが見受けられる、塗装箇所によって塗料の厚みに明確な違いがあるなどです。
上記の状況なら多くの塗装業者が再度施工してくれる可能性が高いです。
外壁塗装上塗り二回目
上塗り一回目後に二回目の塗装です。
遮熱シリコンを透けの無いように
仕上げています。
外壁塗装完了
艶が出てムラもなく綺麗に仕上がりました。
サイディングの外壁は、基本的に塗装が必要です。
塗装を怠るとサイディングは水を吸収し、ひどく傷んでしまうからです。
サイディングは製造時に上から塗装され、色が付けられています。
新しく塗装されたサイディングは水をはじく性質があります。
しかし、年月が経つと、塗料の油分が紫外線によって劣化し、水を吸収するようになってしまいます。
10年以上経っても塗装が行われていないサイディングは、水を吸収し、各所でひび割れが生じます。
放置すると、サイディングの隙間から雨水が侵入し、雨漏りの可能性もあります。
20年経過し塗装されていないサイディングは常に水を含み、表面が剥がれてしまっています。
放置すれば、水が住宅内に浸入し、雨漏りが発生する状況です。
雨漏りが生じると、塗装だけでなく、大規模な工事が必要となり、工事費用も2〜3倍になる可能性があります。
大切な住まいを雨・風・紫外線から守るためにも、無駄な出費を避けるためにも、塗装は絶対必要です。
塗装が必要のないサイディングは、樹脂で作られた「樹脂サイディング」というものです。
このタイプのサイディングは海外ではよく使用されていますが、日本ではあまり使用されていません。
樹脂サイディングはおおよそ40年の寿命があり、劣化した場合は塗装ではなく張り替えが必要になります。
また、塗装に慎重さが求められるのが「難付着サイディング」です。
難付着サイディングとは、外壁表面に「光触媒」「親水性」「無機」「フッ素」といった特殊なコーティングが施されたサイディングの事で、このタイプのサイディングは汚れがつきにくいという利点がありますが、再塗装する際には塗料がうまく密着しづらいため、塗料の選定や施工には慎重さが必要です。
サイディング外壁の塗装を行う適切な時期は、おおよそ10年ほどです。
ただし、使用されている塗料の種類によって耐用年数が異なります。
様々な種類の塗料がありますが、一般的によく使われるのは「シリコン系塗料」です。
この塗料は、サイディング材以外の外壁にもよく利用され、国内では広く利用されています。
具体的な塗装時期の目安は、アクリル系塗料であれば3~8年、ウレタン系塗料であれば5~10年、シリコン系塗料であれば8~15年、フッ素系塗料であれば12~20年となります。
上記の目安を参考に、適切なタイミングで塗装を行うことが大切です。
サイディング塗装の費用は、家の大きさによって異なりますが、おおよそ30坪の一般的な戸建住宅の場合、約60〜100万円ほどが目安です。
そこで、シリコン系塗料を使用して広さ30坪ほどの戸建住宅を塗装した場合の費用の内訳は、足場代が、おおよそ15万円ほどがかかります。
次に高圧洗浄には2〜6万円ほど、養生には3〜8万円、飛散防止ネットには2~3万円ほど必要です。
さらに、シーリングには約8〜10万円ほどかかります。
そして、シリコン系塗料の塗装代は約35万円です。
廃棄物処理などの費用も含めると、合計でおおよそ67〜79万円ほどとなります。
また、塗料の種類によっても費用が変わります。
一般的には、耐用年数や機能性に優れている塗料ほど価格が高くなります。
・アクリル系塗料:1,000~1,800円/㎡ 戸建30坪あたりの塗料代:10~18万円前後
・ウレタン系塗料:1,500~2,500円/㎡ 戸建30坪あたりの塗料代:15~25万円前後
・シリコン系塗料:1,800~3,500円/㎡ 戸建30坪あたりの塗料代:18~35万円前後
・フッ素系塗料:3,000~5,000円/㎡ 戸建30坪あたりの塗料代:30~50万円前後
サイディング塗装が必要か知る方法は以下の通りです。
・築7~8年越えの家
築7~8年以上が経過している場合、塗装が必要です。
少し早いと感じるかもしれませんが、実際には築7年ほどでサイディングの防水性は失われてしまいます。
築7~8年を超えたら塗装を検討し始めましょう。
・手に触れると粉がつく
もしサイディングに触れた時に手に粉が付く(チョーキング現象)場合、塗装が必要です。
新築時に施された塗料が劣化している証拠です。
塗料には「色付けの粉」と「樹脂(油分)」が含まれています。
この「樹脂(油分)」が水をはじく役割を果たしており、新築時は完全にはじいています。
しかしこれが年月と共に紫外線の影響で失われ、外壁には色付けの粉だけが残り、手に粉が付く状態になってしまうのです。
この状態になった場合、サイディングの防水性が失われているため、再塗装が必要になります。
・小さな亀裂がする
もし外壁に亀裂がある場合、塗装しなければならない時期です。
水を吸収するようになったサイディングは、雨の日に水分を吸って膨張し、晴れた日に乾いて収縮します。
この動きが繰り返されることで、サイディングに力がかかり、亀裂が生じます。
特にサイディングを固定している釘周辺や窓枠周辺では、亀裂が発生しやすくなります。
サイディング外壁の場合、目地(コーキング)の亀裂にも注意が必要です。
コーキングは柔軟で弾力のあるゴム状の材料であり、サイディング同士の接合部を埋めるだけでなく、地震の揺れを吸収する緩衝材としても機能します。
しかし、紫外線の影響を受けることで硬化し、亀裂が生じてしまいます。
サイディングもコーキングも亀裂が生じると見た目が損なわれるだけでなく、隙間から水が浸入してしまう恐れがあります。
雨漏りする前に塗装する必要があるので覚えておきましょう。
・カビやコケが生えている
もしもサイディングにカビやコケが発生していたら、塗装しなければならない時期です。
カビやコケは、水を吸収するようになった外壁に繁殖しやすいです。
サイディングが水を含むようになると、コケの胞子が付着してしまいます。
初期段階では水洗いで取り除くことができますが、進行した段階ではサイディングに根を張り、水洗いだけでは落とすことができません。
カビやコケの繁殖が進行するとサイディングの交換が必要になり、費用もかかってしまいます。
カビやコケが発生したら、早めに塗装をしましょう。
・サイディングが浮いている
サイディングが浮いているように見える現象は、サイディングの反りです。
水分を多く吸収してしまったサイディングは、晴れた日に表面から乾くことで、反ってしまいます。
一度反ってしまったサイディングは、決して元の状態に戻ることはありません。
反りが起きる前に、塗装をすると良いです。
サイディング外壁は、様々な種類があります。
窯業系サイディングのメリットとデメリットは以下の通りです。
窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜて板状に形成した外壁材であり、機能性とデザイン性に優れています。日本で一般的に使われるサイディングボードの多くがこの窯業系サイディングです。豊富な色やデザインのバリエーションがあり、タイル調やレンガ調など、様々なデザインに適用可能です。
窯業系サイディングのメリット
・工期が短い
窯業系サイディングは、職人にとって取り扱いが簡単であり、短い工事期間で外壁を仕上げることが可能です。
特定の基準(寸法や形状)に合わせて工場で製造され、その後は現場へ運ばれて組み立てるのみです。
非常に効率的な作業が実現できるため、工事の所要期間が短縮されます。
一方、モルタルは、職人が手作業で重ねて厚塗りする必要があり、タイルは1枚ずつ貼り付ける手間がかかる外壁材です。
工程が長引くと、それに応じて人件費などの費用がかかるだけでなく、依頼主も待つ時間が増えてしまいます。
窯業系サイディングのデメリット
・定期的にメンテナンスが必要
どんな外壁材も完全なメンテナンス不要ではありません。
窯業系サイディングも他の外壁材と同様に、定期的なメンテナンスが必要です。
耐水性が限られているため、他の外壁材と比べて頻繁に点検をしなければなりません。
・蓄熱性がある
窯業系サイディングは、熱を保持する性質であり、夏などに余分な熱を逃がすことなく蓄えることができます。
しかしこのデメリットは、サイディング施工の際に「通気金具留め工法」や「胴縁を使用する方法」といった手法で一定程度解決することができます。
これらの手法によって施工されると、通気層が形成され、熱が遮断されるため、生活空間は外気温に影響を受けることはありません。
・耐水性能はないので水を含みやすい
窯業系サイディングという外装材自体には耐水性能がなく、表面の塗装によって防水機能が保たれています。
しかし、窯業系サイディングの主成分であるセメントは水分を吸収しやすい素材ですので、塗膜がはがれると防水が効かず、劣化が進行します。
また、ボード同士の接着箇所のシーリング材も経年劣化で切れてしまうことがあり、水分を含む可能性があります。
そのため、窯業系サイディングの場合、定期的な塗装やシーリング材のメンテナンスが必要不可欠です。
・窯業サイディング自体が重くシーリングが必要な場合もある
窯業系サイディングは、セメントを主要な材料としているため、他のサイディングに比べて重みがあります。
また、製品の長さは主に3メートル前後であり、サイディングの接合部にシーリング目地を必要とするのがデメリットです。
しかし、最近では、メンテナンスの負担を和らげつつ、接合部が目に付きにくいシーリングレス工法などさまざまな手法が存在します。
付帯部塗装
樋も綺麗に仕上げていきます。
細かい部分も塗装します。
雨戸塗装(弊社工場で塗装)
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BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
施工価格 90万円-110万円