外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブル |

外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルを知っていますか?

外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルについてあまり知らない方が多いと思います。

そんな方向けに外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルについて紹介したいと思いますので読んでみて下さい。

外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルについてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。

目次

外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブル


足場の組立を簡単にする

外壁塗装や屋根塗装は高所で行われることがあります。

そのため、事前に適切な足場を組み、作業の安全と正確さを確保する必要があります。

足場のコストを抑えるために「単管足場」を使用する手抜き業者も存在します。

単管足場は単なる鉄パイプをつなぎ合わせただけの足場です。

このような不安定な足場で作業を行うと、塗装作業が妨げられる可能性があります。

安全性が確保されていないため、労働安全衛生法では単管足場の使用が禁止されています。

外壁塗装や屋根塗装に適した足場は、板がしっかりと取り付けられ、安全に歩行できる「クサビ式足場」です。

高圧洗浄をしない

外壁塗装の前に、必要な下地処理として「高圧洗浄」という作業があります。

高圧洗浄は、110kgから150kgという高い水圧を持つ洗浄機を使って、外壁の汚れや古い塗膜を除去する作業です。

この工程により、下地と新しい塗料の密着性が向上し、塗料の耐久性が増します。

高圧洗浄は通常約1日かかるものですが、半日以下で行うか、あるいは行わない業者も存在します。

この場合、汚れが十分に取り除かれないため、下地と新しい塗料の間に隙間ができてしまい、高耐久性の塗料を使っても、本来15年以上持つはずのものがわずか数年で剥がれる可能性があります。

養生がしっかりとされていない

養生は、塗料の散乱を防ぐためにビニールやテープを用いて、塗装しない部分を保護する作業です。

通常、窓やドア、周辺の建材などを保護します。

しかし、養生は手間のかかる作業であるため、一部の業者はこの作業を省略することがあります。

養生を怠ると、塗料が周囲に散乱する危険があります。

これにより、窓やドア、建材などに塗料が付着したり、塗装のラインが乱れたりして、最終的な仕上がりに悪影響を与える可能性があります。

ヒビ割れを直さない

外壁にひび割れがある場合、塗装前にコーキング材でひびを補修する必要があります。

これにより、建物の老朽化や防水性の低下を防げます。

一部の業者は手間やコストの節約のため、ひび割れを修理せずに直接塗装することがあります。

この場合、塗装後の外観からはひび割れの修理の有無が判断できません。

最初は見落とされる可能性もありますが、数年後に塗膜にひび割れが生じ、外壁の保護能力が低下し、劣化が進む恐れがあります。

そのため、十分な補修を行うことが重要です。

コーキングの打ち替えをしてくれない

一般的な外壁では、外壁同士のつなぎ目にゴム状の防水材であるコーキングが使われています。

コーキングは、外壁同士の隙間を埋めて防水性を高め、地震などの揺れを和らげて外壁のひび割れを防ぐ役割を果たします。

通常、コーキングは経年劣化により、ひび割れや剥がれを起こすため、外壁塗装を行うタイミングでコーキングの交換作業が行われます。

しかし、この作業においても手抜き工事が起こりやすいです。

具体的には、コーキングの交換をせず、劣化したコーキングの上から充填することによりコーキングの材料費を節約し、上から塗装を行って目立たなくする方法があります。

この方法では、せっかく100万を超える外壁塗装を行ったとしても、コーキングがすぐに劣化し、本来10年以上持つはずの外壁も数年で再塗装が必要になる可能性があります。

塗る回数を減らされる

外壁の耐久性を高めるためには、塗料を3回塗り重ねることが非常に重要です。

具体的には、最初に下地と塗料の密着性を高めるために下塗りを行います。

次に、中塗りで塗膜に厚みを作り、耐久性をさらに高めます。

そして最後に、仕上げを美しくするために上塗りが行われます。

しかし、この塗装工程を省略する業者が存在します。

例えば、下塗りを行わず、上塗りの1回のみで塗装を終えることがあります。

もし3回の塗りを行わなかった場合、期待した耐用年数よりも早く塗料が剥がれたり、色あせやひび割れが起こる可能性があります。

通常、塗装工事は塗料の乾燥時間を含めて3~5日かかりますが、手抜きが行われた場合は約1日で終わるため、施工スケジュールが短い場合は手抜きが行われている可能性が高いです。

しっかりと3回の塗りを行うことが重要です。

しっかりと塗料を乾燥させない

塗装は、塗る回数だけでなく、塗料の乾燥に十分な時間を確保することも同様に重要です。

もし前の工程で塗った塗料がまだ乾いていない状態で塗り重ねを行うと、塗膜が不完全な状態で硬化してしまいます。

この結果、塗膜の強度や耐久性が低下し、剥がれの原因となる可能性があります。

また、塗装には適切な天候条件も重要です。

気温が5℃以上で、湿度が85%未満の環境が望ましいです。

工期を短縮したり、作業を早く終えるために乾燥時間や天候を無視する手抜き工事が行われることがあります。

適切な工程と環境を守り、塗装を3日〜5日かけて丁寧に行うことが重要です。

専用の下塗り塗料を使用しない

塗料は、大まかに2つの用途に分けることができます。

下塗り塗料と中塗り、上塗り塗料です。

中塗りや上塗り塗料を選ぶ際、メーカーは密着するのに相性が良い下塗り塗料を指定する場合があります。

塗料パンフレットには専用の下塗り材が記載されているのですが、この指示を無視して使う業者も存在します。

このような場合、下塗り材と中塗りや上塗り材の密着性が低下し、塗料が剥がれる原因となります。

適切な塗料の組み合わせと手順を守ることが重要です。

塗料を薄めて使用する

塗料には、性能や耐久性を最適化するために各メーカーが定めた希釈率があります。

希釈率とは、塗料を水やシンナーなどで薄める割合です。

しかし、この希釈率を守らず、必要以上に塗料を薄める手抜き工事が見られることもあります。

塗料を過剰に薄めた場合に起きる問題は、耐久性の低下、色の変化、ムラや斑点の発生などです。

これらの問題は、塗料の原価を抑えることを目的とした悪質な手抜き工事の一環です。

希釈率を守ることは、塗装工事の品質と耐久性を確保するために非常に重要です。施工業者は適切な希釈率を守り、塗料の性能を最大限に引き出すことが求められます。

見積書に記載されている塗料とは別のものを使う

見積書に記載された塗料とは異なる、安価な塗料を現場で使う悪質な手抜き工事が存在します。

施工主は常に現場で使用されている塗料を監視しているわけではないため、業者はこの隙をついて、実際に使用する塗料を変える手法を用います。

このような行為は不正であり、信頼される業者による適切な施工が求められます。信頼できる塗装業者を選ぶために、口コミや評価、実績などを確認すると良いです。

契約書や見積書をしっかりと確認し、記載された内容通りに施工されることを確認する事も大切です。

屋根の釘を打っていない

屋根の頂上にある棟板金は、金属製の板で釘で固定されており、屋根材のつなぎ目から雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。

しかし、この固定された釘は、太陽光によって熱膨張し、経年劣化によって緩むことがあります。

緩んだ釘は、屋根塗装の際に再度打ち直し、棟板金をしっかりと固定する必要がありますが、この工程を省略する手抜き工事も存在します。

手抜き工事は、目に見えにくい箇所で行われることがあるため、依頼する前にこれらの事項をチェックすることが非常に重要です。

屋根工事を安心して委託するためには、業者の信頼性や施工内容を事前に確認する必要があります。

縁切りをしない

縁切りを怠る手抜き工事は、屋根塗装時によく見られます。

縁切りは、塗料でくっついた屋根の瓦と瓦の間をカッターなどで切り取り、雨水の逃げ道を作る作業です。

緻密な作業ではありますが、これを怠ると雨水が屋根材と下地の間に滞留し、やがて雨漏りの原因になります。

縁切りは、カッターを使用するか、専用の工具であるタスペーサーを使って屋根材が塗料でくっつくのを分離させることができます。

屋根は雨水を一番受ける箇所であり、雨漏りが起こる可能性がありながら縁切りを怠るのは、悪質な手抜き工事と言えます。

縁切りをきちんと行うことが、屋根塗装の品質と耐久性を保つために重要です。

雨の日に塗装工事をする

雨の日に塗装を行う業者には注意が必要です。

雨天時に塗装すると、塗料が雨によって流れてしまい、十分な厚さの塗膜を形成できなくなるからです。

そのため、塗膜が必要以上に薄くなり、数年後に剥がれる可能性が高まり、建物全体の防水性に大きな問題が生じます。

特に、職人の人員不足により無理やり施工納期を早める業者は雨の日でも施工を行う傾向があります。

外壁塗装や屋根塗装では、手抜き工事がいたるところで起きやすいことが問題となっています。

全ての業者が手抜きを行っているわけではありませんが、工事を依頼する際にはある程度の知識を持つことが重要で、適切な判断と信頼できる業者選びも必要です。

手抜き工事を防ぐ方法


現地調査を時間をかけてしてもらう

現地調査は、各業者が見積もりを作る前に、建物の現状や劣化状態を診断する重要な作業です。

信頼できる業者は、様々な部分を点検し、ひび割れやコーキングの状態、屋根の劣化具合を確認するために十分な時間をかけて作業します。

正確な金額を算出するために実際の塗布面積を測定することも含まれます。

この現地調査には、少なくとも1時間程度かかることが一般的です。

しかし、目視のみで数十分程度で現地調査を終える業者は、建物の問題を十分に把握せずに施工を行う傾向があります。

このような場合、ひび割れの補修が必要な箇所を見落としてしまう可能性があり、単に塗装を行うだけで問題が解決されない可能性が高まります。

業者の現地調査の作業様子を観察することで、その業者が丁寧な施工を行ってくれるかを判断することができます。

時間を十分に確保し、丁寧な現地調査を行う業者を選ぶことが重要です。

現地調査報告書を書面で提出してもらう

建物劣化診断報告書は、口頭だけでなく、診断結果を写真付きで書面でも提供することが重要です。当店では、各箇所の問題点と対処法をまとめた無料の建物劣化診断報告書をご用意しています。


口頭での説明だけではなく、写真付きの書面報告書にまとめることで、お客様に現状を明確に伝えることができます。これにより、塗装後にトラブルを未然に防ぐことが可能です。


信頼できる業者は、現地調査結果を丁寧に書面にまとめ、お客様に提供することが一般的です。確実な報告書を提供することで、お客様との信頼関係を構築し、良質な施工を保証します。

工事の報告をしてもらう

工事の進捗や施工の様子を写真などで日々報告してもらう事で、手抜き工事を防ぐ事ができます。

写真での報告を受けることで、例えばコーキングの交換や塗装の回数などを確認できたりします。。

さらに、使用された塗料缶の写真を提供してもらうことで、塗料に関しても安心できます。

詳細な見積もりをもらう

業者が提供する見積書の内容は重要であり、項目数が少なく一式表記されている見積書には注意が必要です。

特に、100万円を超えるような金額の内訳が不明な場合、どの作業にどれだけの費用がかかるのか理解しづらくなります。

見積書が細かく、各作業や使用する塗料、面積などが詳細に記載されているほど信頼性が高まります。

当店の見積書のように、どのメーカーのどの塗料をどの面積に塗るのかなどをできるだけ詳しく記載することが重要です。

これにより、費用の内訳や作業の内容を分かりやすくし、納得した上で契約することが可能となります。

保証があるかを確認する

契約する前に、塗装業者が保証制度を提供しているかどうか、そしてその保証期間が何年間かを確認することは非常に重要です。

塗装の保証制度は、施工後に塗膜の剥がれや膨れなどの問題が発生した場合に、無料で修理してもらえるという約束を含みます。

一般的に業者ごとに塗料の品質に応じて保証期間が3年、5年、7年、10年、12年などの範囲で設定されています。

保証制度のない業者の場合、施工後のアフターフォローを行わないことや業者の欠陥にも有償で修理を要求される可能性があるため、事前に確認することが必要です。

保証制度の有無や保証期間を確認することで、長期的な安心感を得ることができます。

工事の日程を教えてもらう

施工の工程表を事前に受け取ることは、手抜き工事を防ぐ重要な手段です。

一般的な工程は工事挨拶から施工完了まで約15日程度です。

もしスケジュールが過度に短い場合は、各作業が省略されている可能性があります。

以下のように具体的なスケジュールがわかる工程表を書面等で受け取り、進行具合を確認することが大切です。


  1. 工事挨拶・打ち合わせ
  2. 現地調査・検査
  3. 下地処理(高圧洗浄、ひび割れ補修、コーキング補修など)
  4. 養生作業(窓やドアの保護、ビニールシートの設置)
  5. 下塗り
  6. 中塗り
  7. 上塗り
  8. 仕上げ・清掃
  9. 最終確認・お客様のチェック
  10. 施工完了

上記の工程が適切に進行しているかを確認し、手抜き工事を防ぐ助けになります。

手抜き工事をされる原因


過度な値引き

塗装業者との契約金額を過剰に下げることは、手抜き工事が起こる原因となる可能性があります。

塗装には相場や適正な金額が存在し、複数の業者から見積もりを取り、適正な価格で契約することは非常に重要です。

極端に値引きすることは注意が必要で、例えば、相場が120万円の工事を60万円や70万円で依頼するような過剰な値引きは、手抜き工事を引き起こす可能性が高くなります。

値切りの割合としては適正な範囲、例えば2割程度に抑えておくことが重要です。

適正な価格で契約することで、適切な施工が行われる可能性が高まります。

元請け業者が下請け業者に工事をさせている

実際の施工を下請け業者に委託している場合、手抜き工事のリスクが高まります。特に、一部のハウスメーカーや工務店などの元請け業者は、利益を最大化するためにコスト削減を重視し、安い価格で下請け業者に仕事を依頼する傾向があります。そのため、下請け業者が手抜き工事を行う可能性が高まります。

手抜き工事の防止のためには、契約時にきちんとした契約書や品質基準を設定し、下請け業者にも適切な施工と品質を求めることが重要です。元請け業者が十分な監督を行い、工程や品質が適切に守られているか確認することも必要です。

品質と安全を確保するために、適正な委託と監督が欠かせない要素となります。

外壁塗装のトラブルに関する弁護士へ相談する時に必要な情報


外壁塗装のトラブルに関する弁護士への相談を進めるためには、以下の情報を整理しておく必要があります。

①トラブルの内容詳細

どのようなトラブルが発生しているのか、具体的な状況や問題点を詳細にまとめます。


②請求や要望

どのような請求や要望をしているのか、相手が求めている内容や自分が要求している事項を明確にします。


③因果関係があるかどうか

トラブルの発生と請求、要望の法的な因果関係があるかどうかを考えます。


④責任があるかどうか

 トラブルの発生に関連する責任を明確に特定し、故意や過失があるかどうかを検討します。


これらの情報を整理した上で、弁護士に相談することで、より効果的なアドバイスや対処方法を得ることができるでしょう。

また、弁護士選びも重要であり、信頼できる専門家に相談することがポイントです。

弁護士は法律の専門家であり、複雑な法律事案に対して的確なアドバイスや法的解決策を提供する重要な存在です。

相談料が発生するものの、それはその専門性と責任を持つための適正な対価であることが理解されるべきです。

法的トラブルに対しては、適切な専門家の支援を得ることが、将来的なリスクや損失を防ぐ上で重要です。

法律的な解決を求めるために知っておきたい事


法的な対処を求める際には、法律関連の基本的な概念や用語を理解することが非常に重要です。

①故意(わざと行うこと)

意図的に行われた行為や意志のある行動です。

他人に対して故意に損害を与えた場合、法的責任が問われます。

②過失(間違った行い)

不注意や過失によって引き起こされた行為や事故です。

注意義務を怠ったことが原因で他人に損害を与えた場合、法的責任が問われます。

③損害(受けた被害)

物理的、経済的、感情的な損失や被害です。

これが法的訴訟の基盤となります。

④加害者(他人に悪さをした人物)

他人に対して害を与えた人物です。

この者が損害の原因である場合、法的責任を問われます。

⑤被害者(被害を受けた側の人物)

他人の行為によって被害を受けた人物です。

この者が損害を受けた事実を示すことが重要です。

⑥因果関係(請求されているものと損害がどのように関係しているか)

行為と損害の間に直接の関係があることを示す重要な要素です。

法的責任を立証する際に必要です。

法律においては、感情的な視点だけでなく、事実や論理に基づいた論理的な判断が不可欠です。

弁護士のアドバイスを受けることで、事案を論理的に整理し、適切な法的手続きを進めることができます。

外壁塗装のトラブルを弁護士に相談できる内容は?


外壁塗装のトラブルを弁護士に相談できる内容は以下のとおりです。

お金について

・ 業者に対して損害賠償を請求したい

 ・隣人から損害賠償を請求されている

 ・外壁塗装の費用を削減したい

 ・施工不良が多いため支払いたくない

 ・工事の遅延により余分な費用が発生した

 ・工事の遅延により予定された利益が得られなかった

 ・見積もりと請求金額に違いがある

 ・勝手に追加工事が行われ、その費用を請求された

工事について

 ・塗装工事に多くの不備があるため、やり直しを求めたい

 ・塗装工事に不満があるので途中で解約したい

 ・契約内容と異なる工事が行われているため、やり直しを求めたい

 ・塗装工事中に建物の一部を壊されてしまった

 ・数ヶ月でひび割れや剥がれが発生した

 ・工事の遅延が続き、完了が遅れている

契約に対して

 ・クーリングオフを行いたい

 ・契約内容と異なる事が行われている

隣人トラブルについて

 ・足場を設置するための敷地を借りられない

 ・業者が勝手に隣人の敷地を使用し、トラブルになっている

 ・通行人にペンキが付着してしまった

 ・高圧洗浄時に通行人に水がかかってしまった

 ・通行人に怪我をさせてしまった

 ・隣人の建物や車にペンキが付着してしまった

業者について

 ・以前依頼した業者が倒産してしまっていた

 ・施工途中で業者側の都合で契約解除を申し出られた

外壁塗装のトラブル時に役立つ相談先


外壁塗装工事で、トラブルが発生した場合、自分で解決しようとするのではなく、第三者のアドバイスを受けることがおすすめです。

以下は、トラブル時に頼りになる相談窓口となっています。

消費生活センター

費生活センターでは、専門の相談員が消費者の商品やサービスに関する苦情や問い合わせを受け付け、公正な立場で処理を行います。


相談受付時間と電話番号

消費生活センター消費者ホットライン

受付時間:10時~12時、13時~16時(土日祝日、年末年始を除く)

電話番号:03-3446-1623

国民生活センター

国民生活センターでは、全国の消費生活センター相談窓口が、お昼休みの時間を中心に消費者の相談を受け付けています。

国民生活センターのホームページでは、トラブル事例の検索も可能です。

外壁塗装に関連する事例がないか確認する際に役立ちます。

昼休みに時間が取れる方は、お昼の相談窓口を利用しましょう。


相談受付時間と電話番号

お昼の消費生活相談窓口

受付時間:平日 11時から13時(年末年始、土曜日曜祝日を除く)

電話番号:03-3446-0999

弁護士

契約や料金に関するトラブルが発生した場合は、弁護士に相談することもおすすめです。

法的視点からアドバイスを受けることが可能で、初回の相談は無料で行える弁護士事務所も多く存在します。


弁護士検索と相談窓口

弁護士検索フォームを利用して、お住まいの地域の弁護士事務所を探すことができます。

外壁塗装に関するトラブルの解決経験があるか事前に確認することもおすすめです。

保険会社

塗装工事の際に保険に加入している場合、保険会社が相談に乗ってくれることもあります。

一般的な業者であれば工事の際に保険に加入していることが一般的です。

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは、住まいに関する困りごとを相談できる窓口です。

外壁塗装に関連するトラブルや事業者との問題が発生した場合は、一級建築士が専門的な視点からアドバイスを提供します。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは事前予約が可能です。

忙しい方は事前予約を利用して相談してみましょう。


相談受付時間と電話番号

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

受付時間:10〜17時(土日祝日、年末年始を除く)

電話番号:0570-016-100

費用関係なく外壁塗装で起こりやすいトラブル


完成した後の外壁の色が違う

通常、外壁の色を選ぶ際には色見本帳を利用しますが、このサイズが小さいため、実際の色味と異なる可能性があります。

室内で見る場合は、電球の色によっても異なる色に見えることがあります。

もし施工後の仕上がりに納得できない場合、追加料金を支払って塗り直すことになりますが、これは料金を負担する必要があります。

外壁の色を決める際には、屋根やサッシ、壁とのバランスを見るためにカラーシミュレーションで全体像をチェックすることがおすすめです。

屋内と屋外では色の見え方が異なるため、屋外でも色見本帳を確認することが重要です。

もし業者側のミスによって塗り間違えがあった場合、基本的には無償でやり直してくれますが、一部の業者では対応してもらえない可能性もあります。

その際は、国民生活センターや紛争処理センターに相談することをおすすめします。

塗装がすぐに剥がれてしまった

塗装工事後、3年以内に塗膜の剥がれや色ムラなどの不具合が生じる場合、洗浄不足や塗料の乾燥不足、下地補修の省略など、施工不良の可能性が高いです。

信頼できる業者であれば、相談すれば無償で修正してくれるかもしれませんが保証の範囲は業者ごとに異なります。

例えば、「塗膜の剥がれは保証対象だが、ヒビは対象外」といった具合に、対象とされる不具合が業者ごとに異なることもあります。

そのため施工時に保証内容を十分に確認することが非常に重要です。

外壁以外のところに塗料がついた

外壁塗装ではローラーやスプレーを使うため、塗料が飛ぶことが避けられません。工事では飛散を防止するためにメッシュシートや養生シートを使いますが、それでも飛散することがあります。

塗料が飛んだ場合、基本的には施工業者の責任ですので、すぐに業者に伝えることが重要です。

一部の業者は非を認めず保証を拒むこともあるため、「請負業者賠償責任保険」に加入している業者を選ぶと安心できます。

この保険に加入している業者は、万が一の際に適切な対応を期待できます。

作業している最中に追加料金が必要と言われた

「○○一式」といった具体的な費用の詳細が書かれていない見積もりは、後から「これは含まれていないので追加料金がかかります」と言われる可能性があります。

例えば、雨樋や屋根の塗装費用が含まれていない場合などです。

悪質な手法ではありますが、一旦契約書にサインしてしまうと支払うことになる可能性が高いです。

そのため、契約前に施工範囲や方法を明確にしておくことが重要です。

安くても、不明な見積もりを出す業者は避けるべきです。

塗り忘れがあった

外壁塗装は職人が手作業で行うため、塗り忘れや塗装ムラが生じる可能性があります。

これらの問題は基本的に業者のミスによるものであり、良心的な業者は補修や対応をしてくれます。

しかし、施工完了から一定の日数が経過した場合、業者によっては対応してもらえないこともあるため、注意が必要です。

トラブルを避けるためには、施工が完了した後であっても、書類にサインをする前に業者と一緒に丁寧にチェックすることが重要です。

施工完了後に問題を発見した場合は、速やかに業者に連絡して適切な対応を依頼しましょう。

まとめ

今回は、外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルについて詳しく紹介しました。

外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

紹介した内容を参考にして外壁塗装の費用を安く抑えた結果起きてしまうトラブルに関する知識を深めて下さい。

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