2023/06/29
外壁塗装の35坪の費用を知っていますか?
外壁塗装の35坪の費用についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに外壁塗装の35坪の費用について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、外壁塗装の35坪の費用からみていきましょう。
目次
外壁塗装の35坪の費用とは?
アクリル塗料
アクリル塗料を使用した場合、35坪の塗装工事に必要な費用は、約65万円から79万円程度となります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料を採用すると、35坪の塗装作業の費用は、約75万円から85万円程度となります。
シリコン塗料も一つの選択肢です。
シリコン塗料を使用すると、35坪の塗装に必要な見積もりは、約80万円から90万円程度となります。
ラジカル塗料
ラジカル塗料を選ぶ場合、35坪の塗装工事の費用は、約82万円から92万円程度となります。
フッ素塗料
フッ素塗料を使用すると、35坪の塗装に必要な費用は、約110万円から125万円程度となります。
無機塗料
無機塗料を利用すると、35坪の塗装作業に必要な費用は、約120万円から130万円程度となります。
外壁塗装に必要な費用は、一般的には85万円から135万円が一般的な相場とされています。
この金額には、足場の設置、養生、高圧洗浄、飛散防止ネット、塗装代など、外壁塗装に必要な全ての費用が含まれています。
この金額には屋根の塗装費用は含まれていません。
もし、屋根の塗装も同時に行う場合には、上記の金額に20万円から30万円ほどの追加料金が必要なことがあります。
屋根と外壁を同時に塗装する場合は、合計で約105万円から165万円ほどの費用が必要になります。
具体的な費用は塗装の範囲や使用する材料の種類などによって異なる場合がありますので、詳細な見積もりを依頼することをおすすめします。
35坪の相場よりも費用が高くなる条件は?
前回の塗装からかなりの時間が経過している
外壁塗装は、通常10〜20年ごとに塗り直す必要があります。
定期的な塗装を怠ると、外壁材が通常の寿命よりも早く劣化し、修繕や張り替えに多額の費用が必要になる可能性があります。
一般的な家では、外壁材の寿命はおおよそ40年ですが、塗装を怠って放置すると、約20年で張り替えが必要になることもあります。
外壁以外の部分を塗装する場合も追加の費用がかかります。
費用は広さによっても異なります。
特に雨樋の数は、家によって異なります。
一部の家では2面にしか雨樋がないのに対し、全面に雨樋が設置されている場合もあります。
この違いだけでも、見積もりの段階で数万円以上の差が生じることがありますので、確認することをおすすめします。
費用の増加は大変ですが、できるだけ早く修理を依頼することで、より経済的に済ませることができますので、同時に修理することをおすすめします。
海や工場が近くにある
塩害や有害物質に対処するために特殊な塗料を使用する必要があります。
そのため、塗料の価格が高くなってしまいます。
無機塗料やフッ素塗料などは塩に強く耐久性がありますので、おすすめです。
業者に依頼する際には、事前にこれらの塗料を取り扱っているかを確認し、それに基づいて見積もりを依頼すると、実際に必要な費用が安くなります。
もし外壁の汚れや破損がひどい場合、修理を行ってから塗装をしなければなりません。
そのため、追加の修繕費用が発生することがあります。
修繕費用は、修理の程度によって異なります。
費用を節約したいからといって、修理をせずに塗装を行うことはおすすめできません。
修理を行わずに塗装すると、劣化が進み、最終的には高額な修繕工事が必要になってしまいます。
そのため、必ず修理を行ってから塗装を依頼するようにしましょう。
隣の家と距離が近い
もし隣の家と近い場合、トラックを使って足場を運ぶことができず、手作業で運ばなければなりません。
手作業による運搬は人件費が増えるため、費用が高くなる可能性があります。
住宅地では、敷地が狭く作業スペースが限られることもあります。
足場を設置する際には、隣の敷地を借りる必要もあるため、事前に近所への挨拶と説明は欠かせません。
外壁塗装の35坪の費用が適正な価格か知るコツ
企業が外注を多用していないか確認する
予算を抑えたい場合、外注を多用していない企業をおすすめします。
外注は、仕事を受けた企業が他の業者に仕事を委託するため、費用に中間マージンが上乗せされるからです。
例えば、大手のハウスメーカーに塗装工事を依頼した場合、下請けや孫請けの業者が実際の工事を行いますので、20〜30%程度の中間マージンが発生します。
また、ハウスメーカー自体が独自の品質基準やルールを持っていても、業者によって仕上がりが異なることもあります。
塗装面積が適正であるか確認する
塗料代は、塗装面積が多いほど高くなるため、塗装面積が水増しされていないか確認しましょう。
塗装面積は「自宅の床面積×3.3×1.2」で計算できます。
窓やドアの数や大きさ、建物の形状によって若干変動しますが、一般的な塗装面積を把握することで水増しを見抜くことができます。
ただし、正確な見積もりを出すには建物の図面や現地調査が必要です。
図面があるにも関わらず見ようとしない、現地調査を行わないなどの業者は避けた方が良いでしょう。
塗料以外の工事の単価が適正であるか確認する
外壁塗装を依頼する際は、工事全体の費用だけでなく、内訳の金額(単価)も確認しましょう。
外壁塗装にはさまざまな工程が含まれます。
全体の費用だけでは、補修の有無や塗り回数などが分からないため、適正な価格かどうか判断することは難しいです。
そのため、「足場」「高圧洗浄」「塗料」といった各工程ごとの単価を確認することが重要です。
中には、不必要に工事単価を高く設定し、「今すぐ契約すれば10万円値引き」「足場代無料」などの交渉をする業者もいます。
値引き額が大きくてお得に感じるかもしれませんが、元々の提示金額が高すぎるだけです。
見積書に工事単価や数量、工事内容が明記されていない場合は、業者に直接聞いて確認しましょう。
塗料の耐用年数や保証期間が明記されているか確認する
見積書を受け取ったら、塗料の耐用年数や保証期間が明記されているか確認しましょう。
保証には工事保証と製品保証の2種類があります。
工事保証は、業者が工事の品質を保証するものであり、期間中に不備があった場合は業者が無償または割引価格で修理してくれます。
一方、製品保証は、塗料メーカーが塗料の品質を保証するものですが、施工不良に関しては保証されません。
どちらの場合でも、〇年保証と口頭で言われても、書面に明記されていなければ万が一の時に保証を受けることができない可能性があります。
見積書を受け取ったら、塗料の耐用年数や保証期間が明確に記載されているかを確認しましょう。
必ず保証書を発行してもらうことが重要です。
施工前の一括払いではないか確認する
業者に見積もりを依頼する際には、工事費用の支払い方法も必ず確認しましょう。
主な外壁塗装工事費用の支払い方法には以下の3つがあります。
①施工後の一括払い
②分割払い
③施工前の一括払い
施工後の一括払いは、工事完了後に一度に全額支払う方法です。
工事の完了を確認してからの支払いなので、安心感があります。
分割払いは、支払いを複数回に分けて行う方法です。
施工前、施工後の2回払い、施工前、工事中、施工後の3回払いなどが一般的です。
分割払いでは、施工前の支払いや工事中の支払いを行うことで、材料の準備や作業の進行を円滑にすることができます。
全額を一度に支払う必要がないため、金銭的なリスクも低減されます。
業者と施主の双方にとってバランスの取れた支払い方法と言えます。
一方、施工前の一括払いは、工事が始まる前に全額支払う方法です。
この方法では、業者が工事を行わずにお金を持ち逃げするリスクが高まりますので、注意が必要です。
まとめ
今回は、外壁塗装の35坪の費用について紹介しました。
外壁塗装の35坪の費用について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして外壁塗装の35坪の費用に関する知識を深めて下さい。