2023/08/03
屋根塗装の35坪の費用相場を知っていますか?
屋根塗装の35坪の費用相場についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに屋根塗装35坪の費用相場について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、屋根塗装35坪の費用相場からみていきましょう。
目次
屋根塗装の35坪の費用相場とは?
屋根塗装の35坪の費用相場は「50万円前後」です。
屋根の状態が劣化しており、それに伴い別途補修工事が必要な場合は追加の費用がかかります。
屋根塗装の費用が高くなる原因
補修箇所が多い
多くの箇所を補修する場合、費用が高くなることがあります。
先延ばしにすると劣化が進み、全体的な費用が高くなる可能性があるため、塗装と一緒に補修することをおすすめします。
また、外壁の塗装や補修を検討する際には、屋根塗装と一緒に依頼することで足場代を節約できます。
高額な工事を勧めようとする業者には注意し、複数の業者の意見を聞いて必要な補修を判断しましょう。
立地が特殊で作業が難しい
狭小地、傾斜地、旗竿地などの特殊な立地条件では作業が難しく、費用が高額になることがあります。
高低差がある場所では通常よりも多くの足場が必要になり、足場代が増えることもあります。
さらに、作業車が住宅の近くまで入れない場合は搬出入費が別途かかる場合もありますので注意が必要です。
塗料の機能性が高い
断熱塗料、遮熱塗料、光触謀塗料などは他の塗料よりも高価で、予算を考慮しながらそれぞれの塗料を選ぶことが重要です。
断熱塗料は、室内の温度を逃がしにくくする効果がありますが、屋根の断熱材だけで十分な場合もあります。
遮熱塗料は、太陽の光を反射して室温を上げるのを防ぎますが、遮熱性が高すぎると冬に室内が寒くなる可能性があるので注意が必要です。
光触謀塗料は、セルフクリーニング機能があり、汚れがつきにくく長期的なコストカットにつながりますのでおすすめです。
塗装業者を選ぶ時に注意したい事
複数の見積もりをとる
屋根塗装の見積もりは、最低でも3社以上に頼むことが大切です。
自分で選びたい業者が決まっている場合でも、他の見積もりを取ることで、価格だけでなく、必要な作業かどうか、相場との違いを確認できます。
費用の安さにつられない
安い工事費用にだけとらわれないように注意しましょう。
安い業者は未経験のスタッフや劣悪な塗料を使用している可能性があります。
価格だけでなく、工事内容や業者の経験も確認して選ぶことが大切です。
また、他の部分の作業の値引きを含めて提案する業者もいますが、焦らずに屋根塗装の工事内容を重点的に比較しましょう。
口コミも確認する
屋根塗装の業者を選ぶ際は、近隣の評判やネットの口コミも参考になります。
高額な請求や仕上がりに不満を持つ口コミがあれば、直接業者に質問して対応を確かめましょう。
その反応から誠実さが判断できます。
屋根塗装の見積もりを見る時のポイント
作業ごとにかかる費用を確認する
作業ごとにかかる費用を確認しましょう。
もし「工事一式」などと曖昧な記載がある場合は注意が必要です。
口頭での説明だけでは後で金額がごまかされることもあるので、必ず正式な見積書を受け取りましょう。
塗装面積を確認する
見積書に記載されている塗装面積を確認しましょう。
坪数では正確な面積がわからないことがあるため、平米数の記載が望ましいです。さらに、使用する缶数も確認しておくと安心できます。
メーカー名を確認する
使用される塗料の名前やメーカー名を見積書で確認しましょう。
希望している塗料と一致しているか、説明されたものと一致しているかをチェックしてください。
見積書に塗料が記載されていると、後でインターネットで詳細や評判を調べることができて便利です。
支払い方法を確認する
支払い方法を確認しましょう。
屋根塗装では一般的に半金前払いが行われます。
全額前払いはリスクが大きいため、工事が行われなかった場合や中途半端に終わった場合のリスクを避けるためにも、半金前払いを選ぶと安心です。
できるだけ屋根塗装の費用を安くする方法
住宅ローン減税を利用する
住宅ローン減税を利用すると、10年間に渡り住宅ローン残高の1%分を所得税から控除することができます。
住宅ローン減税とは、持ち家の新築購入の際や工事をした際に住宅ローンを利用している人を対象にした税金の控除制度です。
住宅ローン減税を利用する際は、以下の条件を満たす必要があります。
住宅ローン減税を利用する条件
・返済期間が10年以上のリフォームローンを利用する
・自らが居住する家
・住宅ローンの適用を受ける年の年収が3,000万円以下である
・床面積が50㎡以上ある
・工事費用が100万円以上である
・工事完了日から6カ月以内に居住し、その年の12月31日まで引き続き住んでいる
・床面積の1/2以上が居住用の家である
条件に合致する場合は、住宅ローン減税を申請しましょう。
火災保険の適用を検討する
屋根塗装工事の費用を抑えるには、火災保険の適応を検討しましょう。
屋根の塗装工事が、自然災害による損害だと認められた場合は、火災保険を利用できる可能性があります。
具体的には、雪災、風災、雹災などが保証の対象になっている火災保険に契約していれば利用可能です。
しかし、原則として経年劣化による再塗装は対象外であるため注意しましょう。
火災保険を利用する場合は、一般的には被害が起こってから3年以内の申請である、損害額が20万円以上であるなどの条件を満たさなければなりません。
火災保険を利用する場合は、まずは契約している損害保険会社に連絡してみましょう。
複数業者に見積もり依頼をする
屋根塗装工事にかかる費用を抑えるには、複数業者に見積もりを依頼しましょう。複数業者に見積もりを依頼すると、競争原理が働き、費用を抑えながらも質の高い工事が行えます。
また、工事にかかる相場感を掴むためにも、相見積もりは有効です。
少なくとも3社くらいの業者に見積もりを依頼して、比較検討しましょう。
助成金を活用する
屋根塗装や外壁塗装の補助金、助成金は、住んでいる地域の自治体(都道府県や市町村)が塗装工事に一部費用を負担してくれる制度です。
自治体によって異なりますが、全国的にはおおよそリフォーム金額の5〜10%ほどが支給されます。
屋根塗装だけでなく外壁塗装でも補助金を申請できます。
最大で20万円ほどの補助金を受け取れる制度もあるので、条件が合えば是非活用してみてください。
助成金を活用する時の注意点
塗装工事を始める前に、補助金を申請する
塗装工事を始める前に、補助金を申請することが必要です。
既に工事が進行中や完了している場合は、多くの補助金制度で申請ができないことを覚えておいてください。
補助金の承認が得られる前に工事を始めないよう、施工業者に申請の進捗状況を伝えることも重要です。
補助金の承認後に工事を開始し、申請手続きをスムーズに進めましょう。
申請のタイミングを守る
屋根塗装の補助金は、申請のタイミングを見逃すと利用できない場合があるので注意が必要です。
多くの自治体では新年度の予算で補助金制度を行っているため、申請が遅れると間に合わないことがあります。
抽選や先着順で対象者が決まる制度もありますので、申請受付が開始される時期を事前に確認し、新年度が始まったら早めに申請するのがおすすめです。
まとめ
今回は、屋根塗装の35坪の費用相場について紹介しました。
屋根塗装の35坪の費用相場について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして屋根塗装の35坪の費用相場に関する知識を深めて下さい。