2023/07/18
外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法を知っていますか?
外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法をあまり知らないという方が多いと思います。
愛媛県松山市の方向けに外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、外壁塗装が下手と判断するポイントからみていきましょう。
目次
外壁塗装が下手と判断するポイント
塗装後に膨れや気泡が生じている
塗装が終わった後に、表面に膨れや気泡ができている状態です。
塗膜の内部に空気が含まれているため、塗装の表面が膨らんでいます。
この膨れた気泡が破裂すると、塗装がはがれる原因になります。
このような状態は、下地処理や塗料の乾燥が不完全な場合、通常の3工程(下塗り、中塗り、上塗り)を省略し、塗料を厚く塗った場合などに発生することがあります。
3工程は、塗装の適切な仕上がりを得るために下塗りから順に重ね塗りしていく工程です。
天候の判断を誤ったり、正しい塗装が行われていなかったりする可能性もあります。
塗装後に短期間で膨れが生じた場合、塗装工事の手落ちが原因である可能性が高いです。
依頼した業者に連絡し、再塗装を依頼しましょう。
塗装がはがれている
塗装の表面がはがれている状態です。
塗装のはがれは、下塗りの不備や下塗り材や塗料の選択や配合のミスなどから発生します。
下塗りは、塗装する前に古い塗膜やサビなどの汚れを取り除き、塗料の密着性を高める作業です。
下塗りが不十分な場合、塗膜の密着力が低下し、剥がれの原因になります。
下塗り材は、外壁材と塗料を接着する役割を果たします。
適切でない下塗り材を選び、希釈量を誤ると、施工ミスとなり塗膜の剥がれを引き起こします。
塗膜がはがれたまま放置すると、防水性が低下し、雨漏りの原因となる可能性がありますのですぐに補修を依頼しましょう。
塗料が垂れている
塗料が垂れている状態です。
塗料の垂れは、施工不良の典型的な例ですので、手直しが必要です。
垂れは、塗料の希釈量を間違えたり、塗料を一定の量に調整できずに厚塗りした結果、発生することがあります。
天候の判断ミスからも起こる可能性があります。
垂れは見た目の美観を損なうだけでなく、家の耐久性も低下させます。
手直しを依頼した際に問題がない範囲と回答されても、再塗装を依頼しましょう。
塗りムラがある
塗りムラが見受けられる状態です。
塗りムラがある場合、職人の技術不足を示す一つの要素となります。
ただし、経年劣化した住宅を手作業で補修する際に、完全にムラのない新築のような仕上がりを実現するのは不可能かもしれません。
しかし、塗りムラが顕著で、色合いが明確に異なる場合や、塗料が極端に薄い場合は、施工ミスと言えます。
塗りムラを放置すると、雨や紫外線から外壁を保護する能力が低下し、本来の耐久力を保つことができなくなります。
塗装の濃い箇所と薄い箇所が目立つ場合は、外壁塗装を担当した業者に補修を依頼しましょう。
塗り忘れがある
塗り忘れがあると、その部分の保護が不十分な状態です。
特に、付帯部や室外機・給湯器の裏側などは、塗り忘れが発生しやすくなります。
塗り忘れは、工事が中断し、作業内容が把握できていない場合やクリアー塗料を使用している場合などに起こる可能性があります。
工事期間中の報告書などで自身でも工程を確認し、塗り忘れがないか確認することがおすすめです。
塗り忘れを見つけた場合は、業者に連絡して再度塗装を依頼しましょう。
コーキング工事が不十分
コーキング工事が不十分な状態です。
コーキング材が目地からはみ出ているか、外壁についているなどの場合、コーキング工事が雑で手抜きされた結果と言えます。
コーキング工事を行う際には、はみ出さないようにマスキングテープを丁寧に貼り、補修工事を行います。
マスキングテープを目地に沿わせないで外側に貼ってしまうと、コーキング材がはみ出してしまいます。
マスキングテープを目地より内側に貼ってしまうと、目地全体をコーキング材で覆うことができません。
防水性が低下し、雨漏りの原因になる可能性があります。
さらに、既存のコーキングをカッターなどで撤去する際に、外壁を傷つけてしまう業者も存在します。
コーキングの施工が不十分に思える場合は、外壁に傷がないかも確認することをおすすめします。
外壁塗装が下手と判断した時の解決方法
保証や保険を確認する
必ず元の資料の保証書を受け取り、内容を確認してください。
外壁塗装の保証には2つのタイプがあります。
・工事保証(塗装業者が提供する工事の不具合に対する保証)
・製品保証(塗料メーカーが提供する製品に対する保証)
上記の保証に加えて、瑕疵保険という保険もあります。
瑕疵保険は、業者が倒産した場合などにも建物を保護してくれる保険です。
瑕疵保険は、塗装業者が加入資格を持っていないと利用できません。
瑕疵保険に加入している業者は、工事の品質が保証されている目安となる可能性があります。
瑕疵保険の加入は塗装業者が行いますが、保険料は、施工主が支払うため、注意が必要です。
瑕疵保険加入資格を持つ業者は、サイトの会社概要などで確認できますので、チェックすることをおすすめします。
業者に連絡する
業者に連絡しましょう。
保証、保険を確認した後、まずは外壁塗装を依頼した業者に連絡してください。
信頼できる業者であれば、真摯に対応してくれるでしょう。
明らかな業者のミスの場合は、無償で手直ししてもらえますが、保証条件を確認しながら業者と相談してください。
気になる箇所や不良箇所があれば、写真を撮って見せると、話がスムーズに進むかもしれません。
第三者機関を利用する
業者に連絡しても対応が得られない場合は、第三者機関を利用することをおすすめします。
どの機関に連絡すれば良いか迷った場合は、まずは住宅リフォーム紛争処理支援センターに連絡してください。
下手と感じても手直しの対象外となる可能性が高い内容
色が想像と異なる場合
イメージしていた色と異なる場合は、よくあるトラブルの一つです。
しかし、色がイメージと異なる理由での手直しは行えません。
色は事前に色見本、見本板、カラーシミュレーションなどを使用して決定していきます。
同じ色でも建物の面積や光の当たり方によって見え方が異なることがあります。
業者は、色見本をA4サイズで作成して提供してくれます。
その色見本を太陽の光の下で確認したり、実際に家の外壁に重ねて比較する事をおすすめします。
同じ色でも光沢の有無で雰囲気が大きく異なるため、慎重に検討してください。
保証期間が終了している場合
外壁塗装が不十分だと感じた場合や問題が生じた場合でも、保証期間が終了していると手直しの対象外となります。
外壁塗装は経年劣化し、耐用年数を超えた後に問題が発生することがあります。
保証期間は、家を保護する期間として設定されているため、期間外にはメンテナンスを行わないと家を保護することができません。
問題を放置すると劣化が進行し、より深刻な状態になる可能性があるため、早めにメンテナンスをして対処することをおすすめします。
まとめ
今回は、愛媛県松山市の方向けに外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法について紹介しました。
外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法について、詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして外壁塗装が下手と判断するポイントと解決方法に関する知識を深めて下さい。
良い業者の選び方について知りたい方はこちらをご覧下さい。