2023/07/04
外壁塗装の費用ってどのくらいかかるか知っていますか?
外壁塗装で200万円になるのはよくある話なのかについてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに外壁塗装で200万円になるのはよくある話なのかについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、200万円になる事はよくある話なのかどうかからみていきましょう。
目次
200万円になる事はよくある話?
一般的に外壁塗装のリフォームが高額になることは多くの方がご存知かと思います。
しかし、200万円や300万円といった金額になる外壁塗装工事は滅多にありません。
そのため、300万円以上の高額な見積もりを提示する業者は、詐欺的な会社であるか、あるいは不当な利益を得るために中間マージンを多く上乗せして客に請求する悪質な会社と考えられます。
もし200万円や300万円といった高額な工事費用を請求された場合は、その場で契約せず、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行いましょう。
ただし、建物の劣化状況や現場の規模によっては、200万円近くのリフォーム費用になる場合もあります。
詐欺会社かどうかを見分けるためには、どのような内容で高額な見積もりになるのかを事前に知っておく必要があります。
外壁塗装の費用が高くなる内容とは?
工事会社によって価格が異なる場合
外壁塗装を行う会社には、塗装専門業者、ハウスメーカー、工務店、リフォーム業者など様々な種類があります。
自社施工を行う塗装専門業者は、他の業者と比べて比較的低価格で工事を提供できます。
一方、ハウスメーカーやリフォーム業者などに依頼する場合、紹介料や中間マージンなどの費用が発生し、相場よりも高い工事費用になることがあります。
大きな家の場合
一般的な住宅の平均的な大きさでは、シリコン系塗料を使用して外壁塗装を行う場合、約90万円が相場とされています。
最高グレードのフッ素塗料を使用しても、一般的な住宅の平均的な大きさであれば200万円を超えることはありません。
ただし、非常に広い延べ床面積を持つ大豪邸などでは、外壁塗装の費用が300万円以上になる場合もあります。
多くの重ね塗りが必要な場合
外壁塗装では、下塗り、中塗り、上塗りの工程があります。
通常はそれぞれ1回ずつ行いますが、特殊な塗料や石調仕上げ塗料などでは4回以上の重ね塗りが必要な場合もあります。
このような塗料は価格も高額であり、施工面積によっては数百万円になることもあります。
メーカーオリジナル塗料の使用
一部の大手ハウスメーカーは、自社ブランドのオリジナル塗料を使用しなければ塗り替えができない場合があります。
これは、ハウスメーカーが新築住宅に使用する建材との相性を考慮しているためです。
しかし、メーカーオリジナル塗料は市場競争が働かないため、高額な価格設定がされていることがあります。
高額請求されないようにする方法
訪問販売業者は、訪問という販売形態をうまく利用して、高額な契約金額を提示しています。
特に相場が分からない人や断る力が低い高齢者を狙っています。
300万円といった高額な金額を提示し、相手の反応を見ながら強引に契約を結ぼうとします。
もし悩んでいるようであれば、お客様だけ特別に安くします、当社としても厳しい予算ですが、キャンペーンのため特別モニター価格で承りますなどの言葉で契約金額を大幅に下げることもあります。
その半額になったとしても、相場価格よりも高額です。
後でインターネットで金額を調べたり、他の業者に相見積もりを取ったりすると、高額な契約金額であることが明らかになります。
様々な話術を使ってその場で契約を迫ろうとします。
今、工事しないと本当に危険ですと不安をあおることもありますし、営業担当者が長時間玄関に居座ったり、急に態度を変えて脅したりすることもあります。
訪問販売業者が来た場合は、なるべく相手にせずに早めに帰ってもらいましょう。もし営業トークが始まっても、外壁の状態が危険だと言われても、絶対にその場で契約せずに、地域で評判の良い業者に現地調査を依頼し、相場価格を調べることが重要です。
高額な見積もりを見るときのポイント
塗料の価格やメーカーの確認
外壁塗装の見積もりでは、塗料の価格やメーカーを確認することが重要です。
工事費用は業者によって異なりますが、基本的に塗料の価格は業者に関係なく共通しています。
見積もりが高い場合、依頼した業者の塗料の価格が高い可能性があるため、注意が必要です。
塗料の価格が高いかどうかは、メーカーのウェブサイトで公表されているメーカー価格と比較することで確認できます。
メーカー価格に比べて高い場合は注意が必要です。
工事費用の相場を確認する
外壁塗装の工事費用は、業者によって異なることがよくあり、見積もりが高いかどうかを判断するのは難しいポイントです。
しかし、工事費用の相場を知っておくことで、相場から大きく外れた金額に疑問を抱くことができます。
相場よりも高額な工事費用を設定している業者には、工事内容の確認などを行うことも効果的です。
また、業者の中には下請け業者に依頼するための中間マージンや二重請求を行う悪徳業者も存在しています。
高額な見積もりに騙されないためにも、工事を依頼する前に工事費用の相場を確認しておくことが重要です。
外壁塗装工事費用の相場の例
仮設足場:900円/㎡
高圧洗浄:250円/㎡
養生:250〜350円/㎡
コーキング打ち替え:900〜1,500円/m
コーキング増し打ち:500〜1,000円/m
破風板:800〜1,200円/m
軒天:1,000〜1,500円/㎡
雨戸:2,000円~3,000円/枚
戸袋:2,500円~3,000円/枚
シャッターBOX:2,000円~3,000円/個
霧除け・出窓天板:2,000円~3,000円/個
雨樋:1,500円/m
換気フード:500〜1,000円/箇所
水切り板金:200円~250円/m
廃棄物処理:10,000円~30,000円
運搬費・その他雑費:10,000円~30,000円
不要な工事が追加されていないかの確認
外壁塗装の見積もりには専門用語が多く、理解できないこともよくあります。
見積書の中には、本来必要のない工事費用が追加されていないかどうかの確認も重要です。
目視で確認が難しい屋根の修理代など壊れていない部分の工事費用やまだ使えるパーツの全交換代なども見逃さないように注意が必要です。
見積もりの項目の中で分からない内訳は、工事内容を確認した上で業者に説明を求めることが大切です。
まとめ
今回は、外壁塗装で200万円になるのはよくある話について詳しく紹介しました。
外壁塗装で200万円になるのはよくある話について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
外壁塗装で200万円や300万円といった金額になる外壁塗装工事は滅多にありません。
もし200万円や300万円といった高額な工事費用を請求された場合は、その場で契約せず、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行いましょう。
詐欺会社かどうかを見分けるためには、どのような内容で高額な見積もりになるのかを事前に知っておく必要があります。
紹介した内容を参考にして外壁塗装の費用に関する知識を深めて下さい。