2024/12/30

「外壁塗装の基礎知識を理解しておきたい」
「外壁塗装の費用や手順について詳しく知りたい」
「信頼できる塗装業者を選ぶポイントがわからない」

このようにお考えではないでしょうか？

外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、劣化を防ぎ資産価値を維持するためにも重要なメンテナンスです。

本記事では、外壁塗装の基礎知識を徹底解説し、必要性や費用、工程、そして業者選びのコツまで網羅的にお伝えします。

この記事を読むことで、外壁塗装の基礎知識が身につき、施工時期の判断や適切な費用相場、信頼できる業者の選び方まで、具体的に理解できるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

愛媛県松山市を中心に、地元密着で高品質な外壁塗装・屋根塗装を行う「砂田塗装」は、豊富な施工実績と確かな技術力で多くのお客様から信頼を得ています。

見積もりや診断が無料で、適正価格での施工が可能
一級塗装技能士をはじめとする資格保有者が多数在籍
最長15年の保証とアフターフォローが充実
地域密着型で迅速な対応

現在、無料相談を実施中です。

どんな些細なことでも構いませんので、外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

砂田塗装のお問い合わせ口：

電話番号：089-979-1880
メール：https://www.sunadatosou.com/#wpcf7-f4418-p13-o1

1 外壁塗装が必要な理由
2 外壁塗装の基礎知識｜始める前に理解しておくべきこと
3 外壁塗装の基礎知識｜費用相場
4 外壁塗装の基礎知識｜塗装工事の種類
5 外壁塗装の基礎知識｜塗料の種類
6 外壁塗装の基礎知識｜工程・手順
7 外壁塗装の基礎知識｜業者選びのコツ
8 まとめ

外壁塗装が必要な理由

外壁塗装が必要な理由として、主に以下の3つが挙げられます。

建物の劣化を防ぐため
美観を維持するため
資産価値を保つため

それぞれ見ていきましょう。

建物の劣化を防ぐため

外壁塗装は建物の耐久性を維持し、劣化を防ぐために欠かせません。

外壁は雨風や紫外線といった自然環境の影響を直接受ける部分で、塗装はそのダメージを軽減するバリアとして機能します。

例えば、紫外線は外壁の色あせやひび割れを引き起こし、劣化を早める原因になります。

しかし、塗装を行うことで外壁に保護膜ができ、紫外線のダメージを受けにくくなり、被害を最小限に抑えることが可能です。

美観を維持するため

外壁塗装は、建物の外観を美しく保つために重要です。

年月が経つにつれ、外壁には汚れが付着し、紫外線や雨風の影響で色あせが進行します。

このような状態では、建物全体の印象が悪くなり、古びた印象を与えてしまいます。

鮮やかな色合いが特徴の住宅も、外壁がくすんでしまうと魅力が半減するでしょう。

定期的に塗装を行うことで、清潔感や鮮やかさを取り戻し、美観を長期間維持することが可能です。

資産価値を保つため

外観が美しく整備されている建物は、売却時や賃貸時に高い評価を得られる可能性があります。

例えば、外壁がひび割れたり汚れが目立ったりする場合、買い手や借り手はメンテナンス不足を懸念し、価値を低く見積もることがあるのです。

一方、塗装によって清潔感と美しさを保っている建物は、信頼感を与え、資産価値が高まります。

定期的な外壁塗装は、見た目の印象だけでなく、建物の価値を守る効果的な手段と言えるでしょう。

外壁塗装の基礎知識｜始める前に理解しておくべきこと

外壁塗装を始める前に、以下の点も理解しておく必要があります。

外壁塗装が必要な劣化状況
10年ごとのメンテナンスが理想
塗装期間はおよそ2週間
年間を通じて施工可能
DIYによる外壁補修はリスクが高い
お金が足りないときはリフォームローンが便利

それぞれ見ていきましょう。

外壁塗装が必要な劣化状況

外壁塗装を始める前に、建物の劣化状況を正しく理解することが重要です。

外壁塗装が必要な劣化状況は、以下のとおりです。

ひび割れ
カビ・コケ
チョーキング
塗膜の剥がれ

それぞれ解説します。

ひび割れ

幅0.3mm以上の大きなひび割れは、建物内部に雨水が侵入する可能性があり、放置すると構造体の腐食やカビの発生につながります。

このようなひび割れは、外壁全体の劣化を引き起こす危険性が高いため、早急に補修作業を行う必要があるでしょう。

特に、コンクリート外壁では内部の鉄筋が錆び、建物全体の強度が低下する可能性もあります。

専門的な処理で補修を行い、その後、塗装を施すことで外壁の防水性と強度を回復させることが重要です。

カビ・コケ

湿気が多い環境では、外壁にカビやコケが発生しやすく、見た目が悪くなるだけでなく、外壁材の劣化も進みます。

これらの繁殖は建物の印象を損ない、健康被害を引き起こしかねません。

例えば、アレルギーや呼吸器疾患を悪化させる原因となることもあります。

専用の洗浄剤や高圧洗浄機を使用して取り除き、その後、防カビ・防コケ性能の高い塗料を使用することで、長期的に防ぐことが可能です。

定期的な点検と対策が、美観と健康を守るためには不可欠です。

チョーキング

外壁を触ると白い粉が付着する現象は、塗膜の劣化によるサインです。

これは塗装の防水機能が低下している状態を示しており、放置すると雨水が侵入し、外壁材の劣化が加速します。

さらに、内部に湿気が溜まることでカビや腐食の原因となり、建物の構造自体が弱くなるリスクもあります。

チョーキングが見られた場合は、塗り直しを検討するべきタイミングです。

防水性を復活させる塗装を行うことで、建物の耐久性を高められます。

塗膜の剥がれ

外壁の塗膜が剥がれると、建物が外気や雨風の影響を直接受けるようになります。

これにより、外壁材の劣化が急速に進み、建物全体の寿命が短くなる可能性があります。

また、剥がれた部分から雨水が侵入し、内部に湿気が溜まることでカビや腐敗が進行するリスクもあるでしょう。

塗膜の剥がれが確認された場合は、早急に劣化部分を補修し、新しい塗装を施す必要があります。

これにより、建物を再び自然環境から保護し、美観と機能を取り戻すことが可能です。

10年ごとのメンテナンスが理想

塗料の耐久性はグレードや立地条件に大きく影響されますが、10年を超えると防水機能が低下し始めるケースが多いです。

特に、紫外線や雨風などの自然環境にさらされることで劣化が進行し、建物の保護機能が失われやすくなります。

また、色あせや汚れの目立ちも、塗装劣化のサインの一つです。

たとえ高品質な塗料を使用していても、沿岸部や多湿地域などでは早めのメンテナンスが必要になることもあります。

塗装期間はおよそ2週間

塗装期間は約2週間が目安ですが、以下のような要因に応じて調整が必要です。

要因	内容
雨天の影響	雨天時には作業が中断し、塗料の乾燥も遅れる。
塗装面積	面積が広いほど、塗料の塗布や作業時間が増える。
劣化状況	劣化が激しい場合、ひび割れや下地の補修に時間が必要。
塗装箇所の数	窓枠や付帯部分などの塗装箇所が多い場合。

事前に施工業者とスケジュールを確認することが大切です。

年間を通じて施工可能

多くの地域では季節に関係なく行えるため、塗装の仕上がりも季節によって大きく左右されることはありません。

ただし、気温が5℃未満や湿度が85％以上になる場合、塗料の乾燥が不十分となる可能性があります。

そのため、寒冷地や冬季の施工では、施工期間の調整や適切な塗料の選定が必要です。

例えば、北海道や東北地方では冬の寒さで外壁塗装が難しい場合がありますが、四国地方など比較的温暖な地域では、冬でも問題なく作業できます。

おすすめ記事：湿度85%以上だと外壁塗装ができない理由とは？

DIYによる外壁補修はリスクが高い

外壁塗装は高度な技術と専門的な知識が求められるため、DIYで補修するのはおすすめしません。

特にDIYが難しい工程とその理由を、以下の表にまとめました。

工程	作業内容	DIYが難しい理由
ケレン作業	古い塗膜やサビを取り除き、塗料の密着性を高める作業	専用工具や技術が必要で、短時間で正確に研磨することが難しい。
コーキング工事	外壁の隙間やひび割れをコーキング材で埋める作業	隙間の深部まで適切に充填できず、防水性が十分確保できない。
下地補修	劣化した外壁部分を補修し、平滑に整える作業	補修の精度が低いと、塗装後に剥がれやさらなる劣化を引き起こす可能性がある。

確実な補修と長期的な安心を得るためには、プロの専門業者に依頼することをおすすめします。

お金が足りないときはリフォームローンが便利

外壁塗装を行いたいものの資金が足りない場合、リフォームローンを利用することで、計画的に支払いながら工事を進められます。

以下はリフォームローンの返済イメージです。（頭金50万円・年率2.25％・支払期間最長10年で計算）

施工金額	100万円	120万円	150万円	180万円
頭金	50万円	50万円	50万円	50万円
借入金額	50万円	70万円	100万円	130万円
取扱い金利	2.25％	2.25％	2.25％	2.25％
支払回数	120回（10年）	120回（10年）	120回（10年）	120回（10年）
月々支払金額	約5,000円	約6,400円	約9,200円	約11,900円

「砂田塗装」では、金利2.25%～のローンを提供しており、月々5,000円から分割払いができます。

現在、外壁塗装を検討している方向けに、無料相談を実施中です。

どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ一度ご相談ください。

砂田塗装のお問い合わせ口：

電話番号：089-979-1880
メール：https://www.sunadatosou.com/#wpcf7-f4418-p13-o1

外壁塗装の基礎知識｜費用相場

外壁塗装の費用は、主に「塗料代」「工事費」「足場代」の3つで構成されます。

以下に、一般的な費用相場をまとめました。

工程	費用相場	内容
屋根塗装	約40万～60万円	一般的な2階建て住宅（塗布面積50～80㎡）での施工を想定した金額。
外壁塗装	約80万～150万円	一般的な2階建て住宅（塗布面積200㎡）での施工を想定した金額。
塗料代	総額の約30～40％	・使用する塗料の種類やグレードによって変動。・耐久性が高い塗料ほど費用が上がる傾向。
工事費	総額の約30～40％	職人の施工技術や作業時間にもとづく費用。
足場代	総額の約20～30％	・安全に作業を進めるための足場設置費用。・建物の高さや形状で金額が変動。

ここからは、費用の内訳を見ていきます。

塗料代（外壁塗装）

塗料の種類	費用（1缶あたり）
アクリル	約5,000～15,000円
ウレタン	約5,000～20,000円
シリコン	約15,000～40,000円
ピュアアクリル	約50,000～70,000円
フッ素	約40,000～100,000円
無機	約50,000～120,000円

同じ塗料でもメーカーやグレードによって価格が異なるため、見積もりの際に確認しましょう。

塗料代（屋根塗装）

塗料の種類	費用（1缶あたり）
ウレタン	約5,000～20,000円
シリコン	約15,000～40,000円
フッ素	約40,000～100,000円
無機	約50,000～120,000円

同じ塗料でもメーカーやグレードによって価格が異なるため、見積もりをしっかり確認してください。

工事費

外壁塗装費用全体の約30%を占める工事費は、塗装職人が行う作業の工程にもとづいて発生します。

主な工事項目とその単価相場を以下にまとめました。

基本作業の費用
作業内容	単価相場/㎡
飛散防止ネット	120～300円
高圧洗浄	200～300円
養生	300～400円

付帯塗装工事の費用
作業内容	単価相場/㎡
軒天	1,200～1,600円
雨樋	500～1,000円
破風板	1,850～2,500円
雨戸	3,000～5,000円/枚
シーリング	900～1,500円

諸経費
作業内容	単価相場
現場管理費	1式 30,000～50,000円
廃材処理費等	1式 10,000～30,000円

それぞれの費用項目を確認し、施工内容を考慮して適切な予算を立てることが重要です。

足場代

外壁塗装や屋根塗装を安全かつ効率的に進めるためには、足場の設置が欠かせません。

足場代の費用相場は、以下のとおりです。

項目	単価相場
足場代	1式 30,000～50,000円
飛散防止ネット	1式 10,000～30,000円

足場代は、建物の規模や形状、施工環境によっても変動します。

飛散防止ネットは近隣への影響を防ぐために必要な設備で、塗装時の基本的な費用に含まれることが多いです。

外壁塗装の基礎知識｜塗装工事の種類

外壁塗装では、主に「刷毛塗り」「ローラー塗り」「吹き付け塗装」の3つの工法が採用されます。

以下に、各工法の特徴を表にまとめました。

工法	特徴
刷毛塗り	・刷毛を使って手作業で塗る。・狭い面積や細かい部分の塗装に適している。
ローラー塗り	・ローラーを転がしながら塗装する方法。・広い面積を一気に塗装できる。・外壁の塗り替えで一般的な方法。
吹き付け塗装	・スプレーガンを使って塗料を吹き付ける方法。・施工が早く低コストで、デコボコした立体感のある仕上がりが可能。・飛散しやすく、音が出るため住宅密集地では適さない場合がある。

新築時には吹き付け塗装を採用している場合が多いですが、塗り替え時にはローラー塗りや刷毛塗りが一般的です。

下地の仕上げ方法に応じて塗料の量や種類が変わるため、専門業者との相談が大切です。

外壁塗装の基礎知識｜塗料の種類

外壁塗装で使用される塗料には、耐用年数や費用に違いがあり、それぞれに適した特徴があります。

以下に、主な塗料6種類の耐用年数・費用・特徴をまとめました。

塗料の種類	費用	耐用年数	特徴
アクリル	約1,000～1,500円	約5～7年	低価格で施工しやすいが、耐久性が低く短期間で塗り替えが必要。
ウレタン	約1,800～2,500円	約7～10年	柔軟性があり施工性が高いが、シリコンよりも耐久性がやや劣る。
シリコン	約2,500～3,500円	約10～15年	耐久性とコストのバランスが良く、現在最も普及している塗料。
ラジカル	約3,000～4,000円	約12～15年	・シリコンよりも高性能で、コストパフォーマンスに優れる。・新しい選択肢として注目。
フッ素	約4,000～5,500円	約15～20年	・高耐久性で汚れに強いが、初期費用が高い。・長期的なメンテナンス軽減に。最適
無機	約5,000～7,000円	約20～25年	耐候性が非常に高く劣化しにくいが、費用が最も高額。

建物の種類や地域環境によって最適な塗料が異なるため、専門業者と相談の上で適切な選択をすることをおすすめします。

外壁塗装の基礎知識｜工程・手順

外壁塗装の工事は、一般的に以下の手順で進められます。

工程	作業内容
① 足場の設置	安全な作業のための足場とメッシュシートを設置。
② 高圧洗浄	汚れやカビを落とし、塗料の密着性を高めるため外壁を洗浄。
③ 下地の処理	ひび割れや傷の補修、シーリングの打ち替えなどを実施。
④ 養生	窓枠や植物などをビニールで覆い、塗料の飛散を防止。
⑤ 下塗り	外壁材に適した下塗り塗料を塗布し、仕上げ塗料を密着させる。
⑥ 中塗り・上塗り	中塗り・上塗りを行い、塗膜を均一に仕上げ、美観と耐久性を向上。
⑦ 点検	塗装完了後、不具合を確認・補修し、依頼者立ち会いで仕上がりを確認。
⑧ 足場の解体・清掃	足場を撤去し、周囲を清掃して作業完了。

事前に工事の流れを確認しておくと安心です。

外壁塗装の基礎知識｜業者選びのコツ

外壁塗装は決して安い工事ではなく、施工後の仕上がりや耐久性に大きく影響するため、業者選びが成功の鍵を握ります。

ここでは、業者選びで押さえておくべきポイントを3つ紹介します。

事前調査で信頼性を確認する
相見積もりで適正価格を見極める
地域密着型の塗装業者に依頼する

それぞれ見ていきましょう。

事前調査で信頼性を確認する

外壁塗装の業者を選ぶ際は、事前に業者のホームページや情報を確認し、信頼性を見極めることが重要です。

確認項目	確認内容
会社概要	・名前、住所、固定電話番号が記載されているか。・代表者名が明記されていることも重要。
創業年数	創業10年以上の運営実績がある業者は安定しており、倒産リスクが低い
実在性の確認	Googleストリートビューで住所を検索し、会社外観が確認できるか。
資格	塗装技能士、建設業許可、有機溶剤作業主任者、足場の組立等作業主任者などの資格を保有しているか。
施工実績	過去の施工例や実績がホームページに掲載されているか。
口コミ評価	Google口コミや評価サイトを確認し、過去の顧客の評判を調べる。