外壁塗装の飛び込み営業の危険性とは? |

外壁塗装の飛び込み営業の危険性を知っていますか?

外壁塗装の飛び込み営業の危険性についてあまり知らない方が多いと思います。

そんな方向けに外壁塗装の飛び込み営業の危険性について紹介したいと思いますので読んでみて下さい。

外壁塗装の飛び込み営業の危険性についてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。

目次

塗装業者の飛び込み営業の危険性とは?


いつ塗装が必要か関係なく突然やってくる

外壁や屋根の塗装、補修などは、通常築10年前後で必要とされるものが多いです。しかし、飛び込み営業は、家の状態や必要性を考慮せずに突然現れます。

メンテナンスが必要でない時に無駄な工事をしないように気をつけなければいけません。

手抜き工事されるリスクがある

飛び込み営業の業者と契約すると、実際の工事は別の業者によって行われることがよくあります。

飛び込み営業の業者が元請けとなり、安く発注するために下請けや孫請けの業者が塗料を薄めたり、塗り回数を減らしたりすることがあります。

高額な費用が請求される

高額な見積もりを提示し、キャンペーンや値引きで大幅に引き下げる手法がよく用いられます。

大幅な値引きで安く思えても実際には地域の相場よりも高額な場合があります。

適正価格を確認するために、費用相場のシミュレーションを活用することが大切です。

知識が不十分

外壁や屋根の飛び込み営業者は、契約スキルや話術はあるものの、実際の外壁や屋根に関する知識はほとんど持っていないことが一般的です。

営業の技術に魅了されがちですが、塗装業者から見れば十分な知識が欠けていると言えます。

飛び込み営業マンの収入の仕組み


外壁や屋根の塗装業者の飛び込み営業は、営業マンの収入が契約に依存するシンプルな仕組みです。

契約が成立すれば給料が入り、成立しなければ収入がないため、営業マンは無理にでも契約を取ろうとし、営業利益を重視します。

そのため、お客様のニーズや要望を考慮せず、お客様本位でない塗装が行われる可能性が高くなります。

また、口達者でウソをつく営業マンも存在するため、契約前の話と違うという事もあります。

飛び込み営業マンの営業タイプは4種類

飛び込み営業には以下の4つのタイプがあります。

それぞれの営業タイプは以下の通りです。

タイプ①不安を煽る人

このタイプの営業マンは、不安を煽って「今すぐにでも塗装しないと危険だ」と主張します。

しかし、実際には急ぐ必要がない場合もあります。

不安を煽ることで、自社の利益を優先させることが多く、信頼できない業者に依頼すると建物の劣化が早まる可能性があります。

不安解消のためには、他社の意見も聞くことで本当の状態を把握しましょう。

タイプ②偶然を装ってくる人

このタイプの営業マンは、「たまたま地域を回っていたら」と偶然訪れたと主張しますが、実際は計画的に訪れています。

親切に装われても、その背後には意図があることを認識し、信頼できる業者との取引を選ぶことが重要です。


タイプ③大幅な値引きをする人

安さやお得感を強調して、大幅な値引きを提案するタイプです。

しかし、根拠のない値引きは錯覚を生み出すだけで、実際の工事費用と違う可能性があります。

値引きに惑わされず、信頼できる判断を行いましょう。


タイプ④何度も来る人

何度も訪問してくる営業マンは、熱意を装って契約を迫ることで、契約を誘導しようとします。

一時的な感情で契約することは避け、慎重に判断することが重要です。

また、異なる営業マンが何度も訪れる場合も注意が必要です。


上記の営業タイプを理解することで、冷静に対処する事ができます。

飛び込み営業手口とは?


⚪︎外壁と屋根共通

・キャンペーンでの値引き

 架空のキャンペーンで安さを強調して引き込もうとする。

・モニター価格の強調

不明な安さを「モニター価格」と称して提示し、特別感を与える。

・創業記念や特別イベントの値引き

特別な理由をつけて相場よりも安い価格を提示する。

・相場よりも安すぎる提案

実際の相場よりも明らかに安い価格で契約を勧めてくる。

・オリジナル塗料の勧め

独自の塗料を使用することで特別感を演出し、契約を誘導する。

・急いで見積もりを提示

充分な診断や計測なしに急いで見積もりを提示してくる。

・不安や危険を煽り即契約を促す

状況を危険視し、急いで契約させようとする。

・契約書面なしで即契約を試みる

契約書面を用意せず、即座に契約を迫る。

・足場代無料の申し出

通常数十万かかる足場代を無料にすると誘導する。

・前払いで割引を約束

前払いを条件に安く契約を取ろうとする。


⚪︎外壁の飛び込み営業手口

・ヒビを見つけて即危険を煽る

外壁のヒビを見つけて、緊急性を強調して不安を煽る。


⚪︎屋根の飛び込み営業手口

・屋根をわざと傷つけて不安を煽る

屋根材をわざと傷つけたり、ズラしたりして不安を煽る。

・他の家の写真を不安煽りに利用

他のお家の問題をあなたの家の屋根だと見せて不安を煽る。

これらの手口に注意し、急かされず慎重な判断を心掛けることが大切です。

飛び込みの営業マンの契約を断る方法


はっきりと断る

飛び込みの営業マンがしつこい場合、はっきりとNOを伝えることが非常に重要です。

他の業者に依頼する意向があるなら、断る理由を明確に伝えることで、相手に誤解を与えずに済みます。

具体的な断り方として、「契約する意思はありません」「他の業者と契約済みです」と断言するのがおすすめです。

曖昧な態度や理由を伝えないことで、相手に明確な意思を伝えることができます。

それでもしつこい場合は、消費者センターに連絡するという最終手段を取ることで、相手に継続的な営業をやめさせることができます。

インターホン越しで断る

飛び込みの営業がインターフォンを使って接触してきた場合、まずインターフォン越しで会話をすることで、家の中に入る前に目的や要件を確認しましょう。

飛び込みの営業マンに対して、事前に制限時間を伝え、インターホン越しでの会話が始まった際に、スマートフォンや時計などでアラームを設定しておくことで、制限時間を意識的に守ることができます。

制限時間を明確にし、アラームを活用することで、長時間の営業に巻き込まれるリスクを軽減できます。

お金を持っていると思わせない

お金持ちであると思われないようにすると良いです。

高価な車を外に駐車しない、高価なアクセサリーを営業マンに見せないなどがあります。

強気の態度を崩さず、飛び込みの営業マンに対してははっきりと断りましょう。

弱みを見せないことで、すぐに帰ってもらえる可能性が高いです。

個人情報を伝える

個人情報や経済状況に関する情報をできるだけ伝えないように心掛けましょう。

質問をたくさんする

・製品や材料の質問

外壁塗装に使われる塗料や材料に関する質問は効果的です。

耐用年数や成分、安全性についての詳細を尋ねましょう。

・比較や選択肢に関する質問

遮熱塗料、断熱塗料、光触媒塗料など異なる塗料の比較や選択肢について尋ねて、飛び込みの営業マンの知識や誠実さを確認します。

・安全性や健康への影響に関する質問

   塗料のVOC成分や健康への影響について詳しく尋ねましょう。

適切な安全対策や証明書の提出を求めることも重要です。

・工事工程やリスクに関する質問

 工事工程や工事中のリスク、保証について質問することで、業者の信頼性やプロフレベルを判断できます。


上記の質問を通じて、営業マンの信頼性や専門知識を把握し、最終的な判断に役立てましょう。

居留守する

 インターフォンが鳴っても応じないようにする事で、しつこい飛び込みの営業マンが諦める可能性があります。

注意書きする

「訪問販売お断り」や「勧誘NG」といったステッカーや注意書きを目立つ場所に貼ることで、業者が訪れる意欲を削ぐことができます。

電話番号を電話帳などに載せない

電話番号を公開せず、非通知着信や特定の人からの電話のみ受け付けるようにすることで、電話勧誘から逃れられます。

飛び込み営業マンがきっかけで契約を考えている方に知っておいてほしい事


見積もりの比較は非常に重要です。

それにより、適正な価格や信頼できる業者を選ぶ助けになり、以下の理由から、複数の見積もりを比較する必要があります。

適正な価格の判断

複数の見積もりを比較することで、相場や適正な価格を把握できます。

高すぎる見積もりや安すぎる見積もりを知ることで適切な価格で契約できます。

信頼できる業者選び

複数の業者からの見積もりを受けることで、それぞれの業者の信頼性やプロフェッショナリズムを比較することができます。

過去の実績や口コミ、対応の良さなども考慮して判断しましょう。

サービス内容の確認

見積もりを比較することで、各業者の提供するサービス内容や塗料の品質、保証内容などを確認できます。

選択肢を広げて自分に適したサービスを選ぶことができます。

交渉材料として活用

複数の見積もりを手に入れることで、それを交渉材料として利用することが可能です。

他社の見積もりが安い場合に、他の業者に交渉して価格を引き下げてもらうことができます。

飛び込み営業の際にも、即契約せず複数の業者の見積もりを手に入れ、比較することが重要です。

これにより、適正な価格を知り、信頼できる業者を選ぶ事ができます。

すぐに契約を迫ってくる営業マンには注意が必要

すぐに契約を迫ってくる飛び込み営業は注意が必要です。

良い業者は、事情や要望を尊重し、慎重に進めてくれます。

契約は重大な決断であり、慎重に検討する時間を作ると良いです。

急いで契約する必要はありません。

飛び込み営業の速さや強引なアプローチは、その後のサービスや塗装の質にも影響を与える可能性があります。

信頼できる業者は、丁寧なコミュニケーションやサービスが行き届いており、急かすことなく適切な提案をしてくれます。

急いで契約を求める営業マンに対しては、断りをしっかりと伝えて、自分にとって最善の選択をする時間を確保することが大切です。

飛び込み営業で契約してもクーリングオフできる

クーリングオフ制度は、重要な権利であり、契約後に冷静に判断するための保護手段で、飛び込み営業で契約した場合に契約後急いで着工させようとする手法は、クーリングオフの権利を制限する試みです。

このような手法は消費者の権利を無視し、不当なプレッシャーをかけるものです。

クーリングオフ制度は、契約後8日間の期間内に、適正な判断や検討をするためのもので、契約後に急いで着工させることで、消費者がこの権利を行使する余裕を奪おうとする行為は適切ではありません。

消費者はこの制度を活用し、納得いく契約を行うために時間を確保すべきです。

もし業者がクーリングオフを制限しようとするなら、信頼できる業者との契約をすることが重要です。

消費者は自身の権利を守り、適正な判断をするための時間を確保する権利を持っています。

塗装屋飛び込み営業の会社とチラシを配ってる会社は同じ?


チラシは飛び込み営業マンもポストに入れてる

飛び込み営業マンがチラシをポストに入れることで、繋がりを作ろうとするのは、確かに一般的な手法です。

チラシは、効果的な集客手段であり、留守の際にも情報を残す手段として利用されています。

特に飛び込み営業では、効率的に多くの家庭にアプローチするためにチラシが活用されます。

消費者がチラシを見て業者に連絡する際に飛び込み営業をしてきた会社であることが判明することはあります。

このような場合、消費者は注意して契約や対応を検討することが重要です。

飛び込み営業の手法や契約内容を確認し、納得のいく選択をすることが大切です。

飛び込み営業をしている会社が実際に工事を行うわけではない

飛び込み営業を行う会社は、実際の塗装作業を下請けや孫請けの業者に依頼することがあります。

この過程で利益確保のために安価で工事を発注し、質の低い塗装が施される可能性が高いです。

元請け業者は、低価格で発注するため、下請けや孫請けも少ない金額で塗装を行おうとし、結果として手抜きや必要な工程の省略が起こり、欠陥のある塗装が施される可能性が高くなります。

元請けの機嫌を損ねたり仕事を失うことを避けるため、下請けや孫請けの業者が元請けに対して十分な意見や要求を提出することが難しい現状もあります。

このような状況下では、確かな技術や経験を持つ業者であっても、十分な品質の塗装を実施することが難しくなってしまいます。

長持ちする良質な塗装を望むのであれば、飛び込み営業で業者を選ぶことは避け、詳細な調査や比較を行い、信頼できる塗装業者を選ぶことが重要です。

良い業者の特徴


施工実績が豊富にある

施工実績が豊富な業者は、多くの施工やトラブルへの対応経験があり、信頼性が高い可能性があります。

しかし、サイトの情報が乏しい業者は架空の可能性もあるため、ホームページで施工事例や口コミを確認することが重要です。

基本的には、施工実績が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。

資格を持っている

外壁塗装の業者を選ぶ際には、塗装技能士の資格や建設業許可を持っているかを確認することが重要です。

外壁塗装は、特定の資格や国の許可がなくても行える業種ですが、塗装技能士という国家資格が存在します。

一定の額以上の建設業を請け負うためには建設業許可が必要です。

この許可は、知事や大臣の許可が必要な厳格なものです。

免許や資格を持っている業者は、架空の塗装業者ではない可能性が高く、信頼性があると考えられます。

選ぶ際には、これらの要素を確認することをおすすめします。

しっかりと点検してくれる

良い外壁や屋根塗装業者は、消費者とのトラブルを避けるため、丁寧な外壁や屋根のチェックを行い、それに基づいて見積書を作成します。

一般的な30坪の戸建てであれば、1時間前後をかけて入念に診断するでしょう。

この時間を使って劣化箇所を写真に撮り、実際に外壁や屋根を見ながら説明してくれるなら、信頼できる業者の可能性が高くなります。

5〜10分程度で簡単にしか点検しない場合は、悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。

しっかりと時間をかけて丁寧な診断を行う業者を選ぶことが、後のトラブルを避ける上で重要です。

劣化しているところや補修方法を具体的に説明してくれる

良い業者は、正確で分かりやすい説明をしてくれます。

劣化した箇所や補修の方法を具体的に説明してくれたり、専門用語を避けて分かりやすく説明してくれたり、図解や具体例を使って説明してくれたりすることが多いので、そういったところを確認することが重要です。

これらの対応が丁寧で親身なものであれば、信頼できる業者と考えて良いでしょう。

見積もりに詳細が書かれている

見積書が具体的かどうかは良い業者を選ぶ際の重要なポイントです。

良い業者が作成した見積書では、塗料についてメーカー名や商品名が具体的に記載されていたり、塗装面積が1㎡単位で詳細に計算されていたりします。

見積書では、工程や費用が明確に示されており、「〇〇一式」や「諸経費」といったおおまかな表現は避けられます。

具体的にどんな作業が行われるのか、どのような費用がかかるのか、明瞭に記載されているかを確認することが大切です。

これにより、信頼できる業者を見分けることができます。

契約を急かしたりしない

悪徳業者は、手早く多額の施工費を支払わせることが目的で、消費者の事情や心情を考慮せず、契約を急かす手法を多用します。

「今すぐ修理しないと雨漏りする」「今日契約すれば値引きする」と焦らし契約を急かします。

一方、良い営業マンは、契約を急かすような手法は取りません。

見積書の有効期限も十分な時間を与え、消費者が塗装するかどうか、どの会社に依頼するかを検討するための時間を与えます。

信頼できる業者は、消費者の安心と納得が優先される姿勢で対応してくれます。

スーツや作業着を着ている

営業マンの服装は、スーツが一般的であり、多くの営業マンがスーツを着用して訪問します。

スーツは誠実さや責任感をアピールする好印象な服装とされています。

企業の営業マンは会社のイメージを背負って訪問する意識が強く、誠実性や透明性を示すためにスーツを選ぶ傾向があります。

一方で、作業着を着用する営業マンも一部存在し、現場経験が豊富で塗装の事情を知り尽くしているという雰囲気を醸し出す意図がある場合があります。

作業着を着用する場合でも清潔感が重要であり、傷や汚れが目立つような状態では印象が悪くなります。

筆記用具やメジャーを持ち歩いている

見積もりを提示するために営業マンが持参している基本的なものは、メジャー(スケール)と筆記用具です。

メジャーは壁の長さや窓の大きさなどを正確に計測するために必要な道具であり、筆記用具は計測したデータを記録し、見積書を作成するのに欠かせません。

これらを持参しているという事は、信頼できる営業マンと言えます。

一部の塗装業者では、見積もりの受け付けと実際の測量、見積書作成を別々の担当者が行う場合があります。

そのため、見積もりを提示する営業マンが直接測量や見積書作成を行うわけではないことも覚えておくと良いです。

良い営業マンの話し方


たわいもない話もしてくれる

信頼できる営業マンは、単なる取引相手としてではなく、人間関係を築こうとする姿勢があります。

あなたの立場や興味を尊重し、塗装だけでなく他の話題にも興味を示すことで、お互いに信頼を築く努力をします。

良い営業マンは、ただ商品やサービスを売ることを目的とせず、お客様との良好な関係を構築し、長期的な信頼を築くことを重視します。

たくさん質問される

良い営業マンは、お客様のニーズや悩みをしっかりと把握するために質問を通じて情報を収集します。

真摯に向き合い、お互いが納得できる解決策を見つけるために努力します。

質問の内容に気を使い、お客様のプライバシーや快適さを尊重することも重要で、適度なバランスが求められます。

感じた不快や過度なプレッシャーがある場合は、遠慮なく伝えることが重要です。

苗字で呼んでくれる

営業マンがお客様を苗字で呼ぶことは、一定の信頼や親しさを意味する可能性があります。

その一点だけで判断するのは難しいため、全体の対応や誠実さも含めて判断することが重要です。

自然なコミュニケーションをとる営業マンは信頼感を築ける可能性が高いですが、過剰な連呼や不自然なアプローチは慎重に考える必要があります。

状況を良く観察しながら判断することが大切です。

外壁塗装でよくあるトラブル


トラブル内容①

飛び込み営業マンに強引に契約させられたというトラブルです。

外壁塗装工事の前によくあるトラブルとして、飛び込みの営業マンが強引な営業手法で契約を押し付けることがあります。

解決方法

契約後の8日以内であれば、クーリングオフ制度を利用して契約を解除できます。

悪質な勧誘や特定商取引法の違反がある場合、期限を過ぎても契約を無効にできる場合があります。

クーリングオフの方法は、はがきやメールで契約年月日、商品名、金額、販売会社、担当者などの必要事項を記載し、契約した業者に送るだけです。

具体的な書き方や手続き方法が分からない場合は、お近くの消費生活センターで相談すると詳細を教えてもらえます。

トラブル内容②

見積書や契約書の内容が曖昧でよくわからないというトラブルです。

悪質な業者の中には、見積書や契約書の内容を意図的に曖昧にすることで、後から追加費用やオプション費用を請求してくる事があります。

解決方法

契約前に見積書や契約書の内容を十分に確認し、よくわからない点は業者に説明を求めましょう。

特に「工事費用一式」といった詳細が不明な表現には注意が必要です。

工事内容や建材の型番などが詳細に記載された書類を再提出してもらいましょう。業者が説明を避けるようであれば、断固として他の業者に依頼することを検討しましょう。

トラブル内容③

近隣住民への挨拶が不十分というトラブルです。

外壁塗装工事を行う際には、工事前に近隣住民への挨拶が重要です。

しかし、一部の業者は挨拶を怠ることがあります。

解決方法

工事前に近隣住民への挨拶を行う業者であるか、事前に確認することが必要です。挨拶を怠る業者の場合、依頼主自身が挨拶に行く必要があります。

挨拶は、工事が始まる1週間前から3日前までに行うのが適切です。

塗装完了後には、足場解体の日程が分かったら再度挨拶に行くことが理想的です。外壁塗装工事は、大規模な作業で、近隣住民への挨拶や説明が不十分だとご近所トラブルの原因となる可能性が高いため、注意が必要です。

トラブル内容④

足場が壁や車に傷をつけたというトラブルです。

足場を設置、解体する際に壁や車などを傷つける可能性があります。

足場業者は塗装業者の下請けであることが一般的で、責任の所在が明確でない事もあります。

解決方法

業者が損害保険に加入していれば、補償を受けることができます。

契約前に足場業者が保険に加入しているか確認しましょう。

工事箇所以外も保証の対象になるか、工事関係者以外も含まれるかなど、保証の内容や範囲を確認しておくことが重要です。

トラブルの内容⑤

工事で近隣から騒音に対する苦情が寄せられるトラブルです。

外壁塗装工事は、道具の搬入や作業中に騒音が発生するものです。

また、足場を組むためにはかなりの大規模な作業が必要で、騒音の発生は避けられません。

解決方法

挨拶回りの段階で、工事期間中に騒音が発生することや、特にうるさい時間帯などを詳細に説明しましょう。

良い業者であっても、足場を組む際には避けられない騒音があります。

騒音が問題となった場合は、速やかに業者と共に謝罪することが必要です。

トラブル内容⑥

塗料や高圧洗浄の汚水が周囲に飛び散って汚れたというトラブルです。

外壁塗装工事では、強風や養生不足により塗料や高圧洗浄の汚水が飛び散ることがあります。

近隣住民の住宅や車が汚れてしまう可能性があります。

解決方法

もし塗料や汚水が近隣住民に影響を与えた場合は、直ちに業者とともに謝罪に向かいましょう。

挨拶回りの段階で塗料が飛び散る可能性を説明し、必要に応じて車などを一時的に移動させるようにお願いするのもおすすめです。

トラブル内容⑦

工事が予定よりも長引いてしまったトラブルです。

工事期間や季節によっては、悪天候の影響で工事が遅れることがあります。

工事が長引くと、近隣住民に迷惑がかかる可能性があるため、注意が必要です。

解決方法

天候や自然災害により工事が遅れる場合は、速やかに近隣住民に説明に行く必要があります。

工事が長引くことを謝罪し、いつ完了するかを明確に説明することで、近隣住民とのトラブルを回避できます。

トラブル内容⑧

塗料の強い臭いが問題となったというトラブルです。

外壁塗装では多量の塗料が使用されるため、強い臭いが発生することがあります。特に臭いに敏感な人々は、日常生活に支障をきたす可能性があります。

解決方法

工事で使用される塗料の臭いが不快であれば、直ちに業者に相談しましょう。

適時に換気を行ったり、工事期間中だけは消臭剤を増やしたりするなどの対策が有効です。

トラブル内容⑨

想定していた仕上がりと異なっています。

外壁塗装後によく起こるトラブルとして、想定していた仕上がりと実際の仕上がりが異なることがあります。

解決方法

工事の段階で、太陽光の下での色合いや仕上がりを確認することが重要です。

塗料の見本だけでなく、過去に同じ塗料を使用した建物の写真や動画を見ると、想定と異なる仕上がりを防ぐのに役立ちます。

トラブル内容⑩

施工不良によって塗装後すぐにサビがでてくるというトラブルです。

外壁塗装工事後に外壁にすぐにサビが現れる場合、これは施工不良や塗料と外壁材の相性の問題が考えられます。

解決方法

サビが発生したら、直ちに業者に連絡して状況を確認しましょう。

保証期間内であれば、無償で対応してもらえる可能性もあります。

自然発生のサビの場合は追加費用が発生する可能性もあるため、注意が必要です。

トラブル内容

施工不良によってすぐに塗装が剥がれたり色あせたりするトラブルです。

外壁塗装後、すぐに塗装が剥がれたり、色あせたりする場合は、施工不良が考えられます。

解決方法

すぐに塗装が剥がれたり色あせたりした場合は、業者に連絡して状況を確認しましょう。

保証期間内であれば、無償で再対応してもらえる可能性があります。

トラブル⑫

工事の内容が契約と異なるトラブルです。

外壁塗装工事で、契約した内容と異なる工事が行われる場合があります。

解決方法

工事前に契約内容を確認し、実施される工事が契約通りであることを確認しましょう。

もし異なる内容であれば、契約違反である可能性があるため、速やかに業者と相談しましょう。

トラブル⑬

見積もりにはなかった料金を請求されたトラブルです。

悪質な業者は、工事完了後に見積もりになかった料金を請求することがあります。

解決方法

見積もりにない料金を請求された場合は、契約書を確認しましょう。

契約書に記載されていない限り、支払い義務はありません。

疑問があれば、契約書を基に業者と話し合いましょう。

トラブル⑭

領収書を発行してくれない

一部の業者は、現金支払いの際に領収書を発行しないことがあります。

解決方法

現金支払いの場合、前払い、後払いの2回に分けて支払うことが一般的です。

必要に応じて業者に領収書発行の要求を伝えましょう。

また、支払い方法によっては振込明細書や利用明細書が領収書代わりになります。

まとめ

今回は、外壁塗装の飛び込み営業の危険性について詳しく紹介しました。

外壁塗装の飛び込み営業の危険性について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

紹介した内容を参考にして外壁塗装の飛び込み営業の危険性に関する知識を深めて下さい。