2023/07/29
外壁塗装で180万円はありえない理由を知っていますか?
外壁塗装で180万円はありえない理由についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに外壁塗装で180万円はありえない理由について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
目次
外壁塗装で180万円はありえない理由とは?
180万円でも妥当な条件
家が大きい
90坪以上の家であれば、外壁塗装の180万円見積もりは妥当ですが、業者の計測方法や得意分野によって金額が相場より高くなることもあるので、相見積もりをおすすめします。
特殊な塗料を使う
作業面積1㎡に対して11,500円以上かかる高級な塗料や仕上げ工法を希望すると、平均的な家でも180万円になりますが、この単価の塗料は少なく、ほぼオーダーメイド塗装になります。
業者のオリジナル塗料には注意が必要
業者がオリジナル塗料を勧めてきた場合は要注意です。
オリジナル塗料は第三者が保証せず、業者が価格を設定するため、信頼性に欠ける場合があります。
しっかりとしたメーカーのカタログ情報がある塗料を使うようにしましょう。
他の工事とまとめた金額
外壁塗装に加えて屋根塗装、ベランダの防水塗装、雨どいの交換まで一緒に行う場合は、合計180万円でも納得できる金額です。
外壁塗装や屋根塗装だけで180万円近くの請求がある場合は、ぼったくり価格の可能性が高いです。
ちなみに、屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合の相場は100〜125万円です。
180万円だと少し高い施工内容
外壁塗装をハウスメーカーに依頼すると、中間マージンが加わるため、地元の業者に直接頼むよりも30~50%ほど高くなることが言われています。
そのため、ハウスメーカーの外壁塗装見積もりが180万円でも、妥当なケースは家が65坪以上の場合です。
実際には、ハウスメーカー自体に施工者は所属しておらず、外壁塗装は地元の業者が行うことが一般的です。
工事の品質はどちらも変わらないこともありますが、利益確保のために人員や工程が圧縮されることもあるかもしれません。
ハウスメーカーを選ぶメリットは、新築時にやりとりがしやすい点ですが、費用や品質の面から考えると、家の塗り替えは地元の塗装専門店に頼む方が良い選択と言えます。
悪質業者の可能性が高い状況
即決を迫られている場合
悪徳業者は、契約を即決させることを求めます。
なぜなら、じっくり調査したり他の人に相談したりすると、相場より高いことが明らかになる可能性があり、自社と契約した人の悪い評判をネットなどで目にする可能性もあるためです。
本日契約していただければ、大幅に値引きします!と言って即決を迫る営業マンがいますが、これは悪徳業者がよく使う文句ですので注意が必要です。
不安を煽られている場合
すぐに修理しないと大変なことになる、近くを通ったら家が危険な状態だったので、伺いましたなどのセリフも、悪徳業者が使う典型的な売り文句であり、国民生活センターにも多く報告されています。
この言葉は家主の不安を煽り、即決を促すための手段です。
もし不安を感じた場合は、迅速に他の業者に依頼することが大切です。
見積書が大雑把である場合
その場で急いで作成されたり、費目、数量、単価が明確でなく「一式」とまとめられている見積書は、悪質業者の兆候と言えます。
オリジナル塗料を勧められている場合
訪問業者が頻繁にオリジナル塗料を勧める場合やネットで検索してもその塗料の情報が見つからない場合は注意が必要です。
オリジナルという言葉は、性能や機能が保証されていないだけでなく、価格も業者が自由に設定できることを意味します。
できるだけ外壁塗装には信頼性のあるメーカーの製品を使用することをおすすめします。
見積もりをとった業者への対応方法
業者に対して、即決するつもりはない、他の業者の見積もりを取ってから判断するとはっきり伝えましょう。
値引きの強要や家の危険を強調されるかもしれませんが、真実かどうかを確かめることが最も重要です。
万が一、悪徳の疑いのある業者と契約をしてしまった場合は、8日以内のクーリングオフを利用しましょう。
クーリングオフを使えば業者と直接やりとりする必要なく、適正に契約を解除できます。
現地に調査にきてもらう
外壁塗装の費用は、家の坪数や塗料のグレードだけでは決まりません。
同じ坪数の家でも、家の形や階数によって塗装面積や足場面積が変わるため、外壁の状態によって必要な補修作業が異なることから、費用が変動します。
詳細な見積もりを得るためには、現地調査を依頼するのがおすすめです。
現地調査をしてもらうには日程調整など手間がかかりますが、電話やインターネットだけでやりとりするよりも確実性の高い見積もりを得ることができます。
複数の業者から相見積もりをとる
外壁塗装は業者によって運営体制が異なり、完全自社施工で対応している業者もあれば、注文だけを受け付けて施工は別の会社に任せる下請け制度を導入しているところもあります。
このような運営体制や会社規模の違いによって料金設定に差があるため、同じ依頼をしても見積もり金額が同じになることはありません。
1社だけの見積もりを見て決めてしまうと、適正価格なのか判断しにくいため、複数の業者から見積もりを取って、納得できる施工内容、サービス、金額のところに依頼することをおすすめします。
坪数ではなく㎡数ベースの見積もりを出してもらう
外壁塗装の費用は、坪数ではなく㎡数ベースの塗装面積で算出されます。
同じ坪数の家でも、家の形状によって塗装面積の平米数に差が生まれます。
たとえば、正方形の家と凹凸型の家では、同じ坪数でも凹凸型の家の方が塗装面積が多くなります。
坪数で価格を提示している業者の中には、後から追加費用を請求したり、塗料が足りなくなって薄く塗装したりするケースもあるため、平米数(㎡)ベースの見積もりを出してもらうようにしましょう。
怪しい広告につられない
外壁塗装のチラシがポストに投函されたり、インターネットで広告が表示されたりして、〇〇万円ポッキリ、足場代無料などと書かれていると魅力的に感じるかもしれません。
しかし、チラシの内容を適用するには制約があったり、足場代や養生代などの費用が含まれていなかったりすることが多く、結果的に高くなりがちなので注意が必要です。
外壁塗装で足場は必要不可欠なものなので、無料になるのは悪徳の可能性もあります。
チラシや広告の内容につられるのではなく、まずは信頼できる業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
地元業者で外壁塗装した場合の相場
地元の塗装専門店に外壁の塗り替えを頼むと、ハウスメーカーよりも25%〜35%ほど価格が安くなる見込みです。
一般的な2階建ての30坪の家の場合、合計金額は80〜110万円程度で、内訳は以下の通りです。
足場代:15~22万円
高圧洗浄代:3~5万円
養生代:6~7万円
下地補修:8~12万円
外壁塗装:32~47万円
諸経費:7~9万円
消費税:8~9万円
まとめ
今回は、外壁塗装で180万円はありえない理由について紹介しました。
外壁塗装で180万円はありえない理由について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして外壁塗装で180万円はありえない理由に関する知識を深めて下さい。
外壁塗装の費用が200万円になるのはよくある話について知りたい方はこちらをご覧下さい。