【外壁塗装の防水工事】防水性を回復させる3つのポイントや費用相場

「外壁塗装をする際、防水工事も必要？」
「防水工事と外壁塗装の違いがわからない」
「防水性を回復させるポイントは？」

このようにお考えではないでしょうか？

外壁塗装を検討している方にとって、防水工事が必要かどうか、またそのタイミングや方法に迷うことも多いでしょう。

結論として、外壁塗装で防水性を回復させるには、以下のポイントが大切となります。

• 【ひび割れ防止】弾性塗料を使う
• 【汚れ防止】低汚染塗料を使う
• 目地のメンテナンスも重要

本記事では、上記に加えて、外壁塗装と防水工事の違いや費用相場、施工のタイミングなどを網羅的に解説します。

この記事を読んで、外壁塗装の防水に関する疑問や不安を解消し、最適なメンテナンス計画を立てましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

なお、愛媛県で外壁塗装の防水工事を検討している方は、弊社「砂田塗装」にお任せください。

現在「無料相談サービス」を実施中です。

どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ一度ご相談ください。

砂田塗装のお問い合わせ口：

電話番号：089-979-1880
メール：https://www.sunadatosou.com/#wpcf7-f4418-p13-o1

外壁塗装の防水工事とは？

外壁塗装の防水工事とは、外壁からの雨水侵入を防ぐために行う補修や塗装などの工事全般を指します。

通常、外壁は防水性のある塗膜で雨水の浸入を防いでいますが、紫外線や経年劣化、外壁材の膨張・収縮によってひび割れが発生し、そこから雨水が入りやすくなります。

これを防ぐためには、ひび割れ部分やコーキングの補修、防水性の高い塗料を用いた塗装が必要です。

ただし、「外壁防水工事」といっても、外壁材に特別な防水塗料を塗ることではありません。

ひび割れ補修や弾性塗料の使用、またはサイディングの張り替え、防水シートの交換などを行うことで、外壁全体の防水性を向上させます。

外壁塗装と防水工事の違い

外壁塗装を行えば防水性も高まると思っている方は多いですが、実際、外壁塗装と防水工事は別物で、それぞれの役割に違いがあります。

本章では、外壁塗装と防水工事の違いを解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

外壁塗装の特徴

外壁塗装は主に以下の特徴を持っています。

外壁塗装の主な役割は、建物の見た目を美しく保ちながら、外壁の表面を保護することです。

一般的な外壁塗料には紫外線や雨風からの軽い防水効果がありますが、完全な防水性は期待できません。

そのため、特にひび割れが見られる箇所や雨水が浸入しやすい場所では、防水工事と併せてメンテナンスを行うことで、建物をより長く保護できるようになります。

おすすめ記事：外壁塗装を行う際の注意点を項目別に解説！失敗しないための対処法も

防水工事の特徴

防水工事は、建物を水から守るために行う重要なメンテナンスです。

以下は、防水工事の主な特徴です。

防水工事は、建物の構造に直接影響を与えるため、特に雨水が浸入しやすい屋上やバルコニーに対して高い防水性を発揮します。

耐用年数も長く、メンテナンスの負担が軽減されますが、外壁塗装とは異なり専門的な施工が必要です。

そのため、防水性能を長持ちさせるためには、定期的な点検とメンテナンスを行うのが重要です。

外壁塗装で防水性を回復させる3つのポイント

外壁塗装で防水性を回復させるポイントを3つ紹介します。

• 【ひび割れ防止】弾性塗料を使う
• 【汚れ防止】低汚染塗料を使う
• 目地のメンテナンスも重要

それぞれ見ていきましょう。

【ひび割れ防止】弾性塗料を使う

弾性塗料は、塗膜に柔軟性を持たせることで、外壁に発生する微細なひび割れにも対応できる特性があります。

外壁は、建物の動きや温度変化によってひび割れが生じやすくなりますが、弾性塗料を使うことでひび割れが表面化せず、雨水の侵入を防ぎます。

【汚れ防止】低汚染塗料を使う

低汚染塗料は、表面に汚れが付きにくい特性を持っており、雨水とともに汚れが自然に流れ落ちるような効果があります。

外壁に汚れが付着すると、その部分から水分が浸透しやすくなり、防水性が低下する可能性があるのです。

しかし、低汚染塗料を使用することで、汚れによる外壁の劣化を防ぎ、防水性能も長く保てます。

目地のメンテナンスも重要

目地は外壁材同士の接合部で、建物の構造上、雨水や湿気が侵入しやすい箇所です。

シーリング材で埋められた目地部分がひび割れたり、隙間ができたりすると、そこから雨水が侵入し、外壁内部に湿気がたまりやすくなります。

定期的な目地の補修やシーリング材の打ち直しを行うことで、外壁の防水性を高め、雨水の侵入リスクを抑えることが可能です。

外壁塗装における防水工事の費用相場（価格）は？

一般的な一戸建て住宅の場合、屋上やベランダなどの防水工事を行う際の総額は5万〜30万円程度が相場です。

ただし、工事箇所の広さや防水材の種類、足場設置や人件費によって変動します。

防水工事は、建物の耐久性を高めるための重要な投資です。

費用だけでなく、建物の形状や使用環境に応じた防水工法を選ぶことが、長持ちする防水効果を得るためのポイントです。

外壁塗装とバルコニー（ベランダ）の防水工事は同時施工がおすすめの理由

本章では、外壁塗装とバルコニー（ベランダ）の防水工事を同時施工するべき理由を3つ紹介します。

• 耐用年数が近くメンテナンスの時期を合わせやすいため
• 同時に劣化が進行するため
• 工事費用を安く抑えられるため

それぞれ見ていきましょう。

耐用年数が近くメンテナンスの時期を合わせやすいため

外壁塗装とバルコニーの防水工事を同時に行うことで、工事を個別に行う手間やコストを抑え、建物の保護を効率よく進められます。

例えば、外壁塗装でよく使用されるシリコン塗料と、バルコニーで人気のウレタン防水は、耐用年数が近く、同時施工が適しています。

以下に、外壁塗装と防水工事の耐用年数をまとめました。

このように、外壁塗装とバルコニーの工事は耐用年数が重なるため、同時に施工することで、効率よく建物のメンテナンスを行えます。

同時に劣化が進行するため

外壁とバルコニーは、常に雨や紫外線に晒されているため、同じタイミングで劣化が進行していきます。

特にバルコニーは、床部分に防水工事が必要で、軒天井や手すり壁、手すりなどは外壁塗装が必要です。

そのため、外壁塗装と防水工事を同時に実施することで、効率的かつコストを抑えたメンテナンスが可能です。

また、同時施工により、一度の作業で建物全体を保護でき、工期も短縮されます。

工事費用を安く抑えられるため

外壁塗装とバルコニーの防水工事も足場の設置が必要ですが、個別に行うとそれぞれに足場費用が発生します。

同時に施工することで、足場を一度設置するだけで済み、費用を軽減できるのです。

また、現場の管理費や工事にかかる諸費用も1回の作業で済むたため、結果的に工事全体のコストを削減できます。

外壁塗装で防水工事が必要なサイン

外壁塗装で防水工事が必要なサインとして、以下の4つが挙げられます。

• チョーキング現象が起こっている
• ひび割れ（クラック）がある
• コーキング（シーリング）が割れている・縮んでいる
• 塗装の膨れ・剥がれ

それぞれ見ていきましょう。

チョーキング現象が起こっている

屋根やバルコニーなどで表面を触った際に手に白い粉が付く「チョーキング現象」は、塗膜が劣化して防水機能が低下しているサインです。

チョーキング現象が起こると、塗膜が本来の防水機能を失っているため、放置するとさらに深刻な問題を引き起こす可能性があります。

この劣化によって、バルコニーや屋根材に小さなひびが発生したり、隙間ができることは少なくありません。

ひび割れ（クラック）がある

屋根やバルコニーでひび割れが発生している場合、小さなクラックであっても防水性能が低下し、水が内部に侵入するリスクがあります。

こうしたひび割れを放置すると、雨水が屋根の下層部分やバルコニー床材に浸透し、建物全体の構造部分にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

ひび割れから侵入した水分が基礎部分や土台まで浸透すると、腐食やカビの発生が進み、建物の寿命を縮める可能性もあるでしょう。

さらに、防水対策が不十分なまま自然災害が発生した場合、構造の耐久性が低下し、災害時のリスクが増大する恐れがあります。

コーキング（シーリング）が割れている・縮んでいる

コーキング材は、屋根やバルコニーのつなぎ目や接合部分に使われ、雨水の侵入から守ってくれるゴム状の素材です。

しかし、紫外線や経年劣化により弾性が失われ、コーキングがひび割れたり縮んだりすると隙間が生じます。

その隙間から雨水が浸入すると、屋根やバルコニーの下地部分にダメージが蓄積され、雨漏りや腐食が進むことになります。

塗装の膨れ・剥がれ

塗装の膨れは、経年劣化や施工不良、または外壁内部に水が浸入しているのが原因です。

膨れた部分を触ると塗料が剥がれ落ちたり、内部に溜まった水が出てくることがあり、これは塗膜と下地の間に水が溜まっている可能性を示しています。

塗装が膨れた状態を放置すると、雨水が建物内部にまで浸透し、雨漏りが発生しやすくなります。

これらの現象が見られたら、なるべく早く外壁塗装会社に補修や再塗装を行なってもらいましょう。

弊社「砂田塗装」では、愛媛県松山市を中心に、外壁や屋根の塗装に関するあらゆるお悩みに対応しています。

無料診断を行い、的確な補修・塗り替えプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問合せください。

砂田塗装のお問い合わせ口：

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外壁塗装における防水工事のタイミングは10～15年が目安

10～15年が経過すると、塗膜の防水性能が徐々に低下し、建物が雨水によるダメージを受けやすくなります。

工法や使用する塗料によって多少異なる場合もありますが、この期間内で定期的にメンテナンスを行うことは、建物の寿命を延ばすために非常に重要です。

ただし、10～15年経っていなくても、雨漏りや大きなひび割れが発生した場合は、早急に補修を含めた防水工事が必要となります。

すぐに対処することで、建物全体の劣化を防ぎ、長期間安心して暮らせる環境を維持できるでしょう。

防水性の高い外壁塗装の3つの仕上げ

防水性の高い外壁塗装の仕上げ方法は、以下の3つに分けられます。

• 単層弾性仕上げ
• 複層弾性仕上げ
• 微弾性塗料仕上げ

それぞれ見ていきましょう。

単層弾性仕上げ

単層弾性仕上げは、下塗りを1回行い、上塗りを2～3回で仕上げるシンプルな工法です。

他の仕上げ方法に比べて工程が少なく、比較的コストを抑えられるのが特徴です。

厚みをつけて弾力性を持たせることで、外壁のひび割れに対応しやすくなりますが、複層弾性仕上げに比べると弾力性がやや劣るため、耐久性には限界があります。

複層弾性仕上げ

複層弾性仕上げは、下塗り1回、中塗り2回、上塗り2～3回の工程で行う塗装方法です。

中塗りと上塗りで異なる塗料を使用することで、塗膜に厚みと弾力性を持たせ、防水性能を高められます。

単層弾性仕上げに比べて工程が多いため、耐久性と防水機能が優れているのが特徴です。

ただし、材料費や人件費が増加するため、工事費は高くなります。

一般の戸建てで使われることはほとんどありませんが、屋上防水などの防水工事に多く用いられます。

微弾性塗料仕上げ

微弾性塗料仕上げは、下塗りに「微弾性フィラー」と呼ばれる伸縮性のある材料を1回塗り、上塗りを2回行う工程で仕上げる方法です。

微弾性フィラーは、粘度が高く、厚く塗ることで小さなひび割れを埋め、外壁の防水性を向上させる効果があります。

また、下地のわずかな変化や動きにも柔軟に対応できるため、外壁に発生する小さなひび割れや収縮にも強いのが特徴です。

比較的コストを抑えつつ、耐久性と防水性能を両立させたい場合に適しています。

おすすめ記事：外壁塗装は何日で終わる？期間中に気をつけるポイントと長引くケース

愛媛県で外壁塗装の防水工事を検討している方は「砂田塗装」がおすすめ

「砂田塗装」をおすすめする理由を3つ紹介します。

• 大手ハウスメーカーより40%〜60％費用が安い
• 大手塗料メーカーによる四国No.1の受賞歴がある
• 高耐久素材のシーリングを利用している

それぞれ見ていきましょう。

大手ハウスメーカーより40%〜60％費用が安い

砂田塗装は、外壁塗装・防水工事を自社で一貫して行うため、大手ハウスメーカーに比べて40%〜60％も費用を抑えることが可能です。

大手ハウスメーカーでは、工事の多くが下請けや孫請け会社に依頼され、各段階で仲介手数料が発生するため、費用が割高になります。

しかし、砂田塗装では仲介手数料が一切かからず、その分のコストをお客様に還元できるため、高品質な施工をリーズナブルに提供できるのです。

おすすめ記事：ハウスメーカーの外壁塗装は高い？ハウスメーカーの外壁塗装のメリットやデメリット、塗装業者に依頼したほうがいい理由を紹介

大手塗料メーカーによる四国No.1の受賞歴がある

砂田塗装は、大手塗料メーカー「株式会社アステックペイント」から、2022年の四国エリアでの施工実績No.1として表彰されました。

総合的な施工実績だけでなく、遮熱塗料での実績も四国No.1を誇り、遮熱塗装に強い会社として知られています。

高耐久素材のシーリングを利用している

外壁のサイディング目地などに使用されるシーリングは、ゴム状の素材で、外壁全体の耐久性を左右します。

砂田塗装では、長期間の耐久性・防水性を確保するために、高耐久素材のシーリングを採用し、次回の外壁塗装までの劣化を極力防ぐようにしています。

いくら高品質な塗料を使用しても、シーリングが低品質では早期に塗装が必要になるため、シーリングの品質は非常に重要です。

高い技術力とコストパフォーマンスを兼ね備えた外壁塗装をお求めの方は、ぜひ「砂田塗装」をご検討ください。

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おすすめ記事：愛媛県の外壁塗装で砂田塗装が選ばれる13の理由

外壁塗装の防水に関するよくある質問

最後に、外壁塗装の防水に関するよくある質問に回答します。

• 外壁の防水工事はDIYでも可能？
• 防水スプレーは外壁に使える？
• 防水塗装にサイディングは適している？

それぞれ見ていきましょう。

外壁の防水工事はDIYでも可能？

外壁の防水工事は専門的な技術が必要で、DIYでは非常に難易度が高いため、おすすめできません。

塗装業者や工務店ですら対応が難しいケースもあり、工法によっては専門業者に依頼する必要があります。

万が一DIYで行なった場合、後に雨漏りなどのトラブルが発生しても保証が受けられないリスクがあるため、安全性と長期的な安心のためにもプロに依頼しましょう。

おすすめ記事：古い家の外壁塗装はDIYかプロか｜それぞれのメリット・デメリット

防水スプレーは外壁に使える？

防水スプレーは、モルタル外壁やコンクリート壁の細かいひび割れや小さな穴に対して応急処置として使用できます。

ただし、防水スプレーの塗膜は非常に薄いため、あくまでも一時的な対策で、本格的な防水工事の代替にはなりません。

また、スプレーには靴やカバン用のものも多いため、外壁に適した製品かをしっかり確認してから使用する必要があります。

長期的な防水効果を期待する場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

防水塗装にサイディングは適している？

サイディング外壁は、内部から熱気や湿気が出やすい構造のため、防水塗装には適していません。

特に、塗膜に水蒸気が溜まりやすく膨れが発生し、塗装が剥がれたり防水効果が低下したりすることがあります。

サイディング外壁には、防水塗装よりも他の適切なメンテナンス方法を検討しましょう。

まとめ

本記事では、外壁塗装の防水工事について詳しく解説しました。

それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。

• 外壁塗装と防水工事は別物で、目的・施工場所・手法が異なる
• 外壁塗装で防水性を回復させるには、弾性塗料や低汚染塗料が効果的
• 目地のメンテナンスも防水性能維持に欠かせない
• 屋上やベランダなどの防水工事を行う際の総額は5万〜30万円程度が相場
• 外壁塗装とバルコニーの防水工事は、同時に施工することで費用を抑えられる
• チョーキング現象やひび割れが発生している場合は、早急な補修が必要
• 外壁塗装の防水工事のタイミングは、10〜15年が目安
• 防水塗装には、単層弾性・複層弾性・微弾性塗料仕上げの3つの方法がある
• 「砂田塗装」は、大手ハウスメーカーよりもコストを抑え、高品質な施工を提供している

本記事を参考に、適切な防水工事を検討し、長く安全な建物を保つための対策を進めてください。

愛媛県で外壁塗装の防水工事を検討している方は、弊社「砂田塗装」にお任せください。

現在「無料カウンセリング」を実施しております。

どんな些細なことでもかまいませんので、外壁塗装に関連することはぜひ弊社まで、お気軽にお聞きください。

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